フランスのクイズ番組とsubjonctif(接続法)
フランス語の勉強の中で、なかなか厄介なのが動詞の活用。
ラテン語に起源をもつ言語は例外なく、時制と人称に依る豊富な動詞の活用があり、これをすべて覚えるのはなかなかの仕事です。
さて、フランス語の勉強を始めたばかりだと、まずはindicatif(直接法)の動詞の活用を学びます。現在、過去、未来…と勉強していって、ふぅーこれで時制はひとまずクリアした…と思った時に現れるのが、indicatifという表の世界に隠れていたsubjonctif(間接法)の裏面が登場して(´゚д゚`)←こうなります。
subjonctifとはいったい何なのか。僕がフランスで見かけたクイズ番組のある一場面から、フランス人の考えるsubjonctifが垣間見えたので紹介したいと思います。
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外国語の勉強法┃フランス語をもっと上手にする3つの問題点
フランス語を勉強しているけど、なかなか上達しないという話をよく耳にします。
そういう人は、フランス語に限らず外国語を勉強するために必要な”ある考え”が疎かになっているのかもしれません。
この記事で紹介する3つの問題点が、今一度フランス語を勉強するために必要なものを自分自身に問いかけるきっかけになれば嬉しく思います。
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フランスの大学1年目ってどんな感じ?┃フランスの大学に正規留学しようと考えている人へ
最近、このブログを読んでくれている人から、加えてリアルの知人から、「フランスの大学1年目について知りたい」という意見を多く貰うようになったので、今日はそのことについてお話ししたいと思います。
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フランスでアロマオイルを買うなら?┃アロマで自分だけのフレンチライフを作ろう!
アロマテラピーが日本で人気に火がついてから暫く経ちます。今では洗剤や芳香剤など、日本のあらゆる製品に様々な香りが付けられていて、良くも悪くも日本人は香りに対して関心が強くなったなぁと思います。
もともと日本人は鼻(嗅覚)が割と敏感な割に、生活環境の匂いにあまり関心を払っていなかったんじゃないでしょうか。日本に帰ると、路地や駅が飲食店の酸化した油の匂いがしたり、満員電車にはヨーロッパのものとは違う独特の体臭が充満していて驚きます。対してヨーロッパは、犬の糞はそこら中に転がっていて臭いのですが、一方で家の中は良い香り、料理の匂いは他の部屋にうつらないようにする…なんていった配慮があったりして、香りに対して関心が高いのかな、と思うのです。お風呂を入る習慣がなかったから、上塗りの香りが重要だったという時代背景があったからかもしれません。
そんなヨーロッパで発展した、香り(アロマ)療法(セラピー)。もちろんフランスでは今日でもアロマセラピーは人気で、普通の薬局でもレジ横に必ずと言っていいほどハーブの精油(エッセンシャルオイル)が置かれていますし、僕が大学で学んでいる生物学でもエッセンシャルオイルの殺菌作用が授業で出るくらい。
逆にフランスで見かけるアロマセラピー用品は多いので、いざ買おうと思うとどのメーカーのものを選んだらいいのか迷ってしまうもの。そこで、今回は僕のアロマ話と、最近発見したオススメの精留所を紹介します。
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フランスの食品廃棄率や食品ロス┃大学のサンドウィッチから考えたこと
僕の留学しているフランスって、ぶっちゃけ不便です。
日曜は基本ほとんどの店が閉まっているし、週末だって普通の飲食店は夜中の1時を過ぎるとどんどん閉まっちゃう。
夜中でも空いているような、日本のコンビニ感覚の店というと、こちらではépicerieと呼ばれるなんだか鬱蒼とした店しかなく、まちがっても肉まんやプレミアムロールケーキの類を見ることはありません。運が悪けりゃ、ぼったくられます。
まぁフランスって、日本の田舎のキャッチフレーズみたいに「何もないを、楽しむ」みたいなところがあるので、それはそれで悪くないかな、なんて思っちゃうんですが、今日はもう少し視点を変えて考えてみようと思います。
こんなサンドウィッチが学校で売られていればいいのにな。。。
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