バルセロナで見つけたバル(2015.12)
昨日の記事で書いたとおり、去年の暮れにバルセロナに行ってきたのですが、この時になかなか人を連れて行くのに都合のいいバルを見つけたので書き留めておきます。
VINITUSというバルで、グラシア通りという街の中心を走る道から少し横道に入ったところにあり、メトロpasseig de Gràcia駅からもほど近いといういい感じのロケーション。
カウンター、テーブル、テラス席とあり、店内のデコレーションや雰囲気、カウンター上のおつまみの並べ方も結構きれいで、料理も(もちろんレストランみたいに凝ってはいませんが)オーソドックスなものからちょっと趣向を凝らしたものもあったりして、特に旅行者には受けがよさそうな感じ…なお店。
数年前にCAÑATEという、これも雰囲気良し、味良しのお店があったのですが、良かったのは最初の最初だけで、すぐに観光客向けの店に成り下がってしまったのでもう行けません。
VINITUSは、それに対して「観光客に受けるし、一般客も楽しめる」、そんな空気が感じられるお店なので、まだまだ行けそうなお店です。
そして何よりいい点は、メニューがかなりリーズナブル!
お料理、すべてバルの適正価格範囲内なのです!
バルの中にも、バルという形態にとどまっていながら出す料理はレストランのコースのアミューズみたいなもので高い、でも雰囲気はやっぱりバル…なんてお店が増えてきている中で、この安心感は大きいです。
ウェイターも料理人も、当たった人は今のところみんな親切。
もちろん、もっと舌を喜ばせるコアなお店はあるし、自分がまだまだ知らないだけでたくさんあるのですが、ここは目でも気分を上げてくれる良店だと思いました。
大好きなPimento de Padrónという、柔らかいしし唐のような野菜のグリル…の残骸。