フランシウム87

南フランスに住む日本人学生が発信するブログ。

フランスでクシャミをした人にかけるおまじないの言葉

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フランスでも花粉がすごくて(*_*)

僕はまだ軽症だから良いのですが、日本で花粉症で悩まされていた人が、フランスに来ても花粉に悩まされているのを見ると可哀そうです。

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ア・テ・ス・エ

 

ちょっとブレーキランプを5回風に言ってみたのですが、字余っちゃった。

これがフランスでくしゃみをした人にかけるおまじないです。

おまじないっていうか、À tes souhaits.(=あなたの願いに=望みがかないますように)という、まぁ一種の声掛けみたいな感じです。

 

で、このおまじないっていうのはかなり頻繁に出てきます。周りに友達や知り合いがいる状況でくしゃみをすれば、十中八九「アテスエ!」って言われます。

周りに知り合いがいなくても、例えばスーパーのレジ待ちの最中にくしゃみをしても、大体近くのおじいちゃんおばあちゃんに「アテスエ!」って言われます。

今手元にある辞書でsouhaitを引いてみたら、この言葉は「くしゃみをした人に対してふざけて言う」と出ているんですが、ふざけてではなくて相手の健康を気遣ういい言葉だと思います。

言われたときは、ちゃんと「メルシー!」と言います。

 

ちなみに、「アテスエ!」は友達などの親しい人に対していう言葉で、目上の人に対して言いたいときは「アヴォスエ!(À vos souhaits)」になります。まぁ目上の人に対して無理していう必要もないんですけどね。だったら「寒くないですか?」って聞いたほうが実用的な気もするし。。。

 

 

くしゃみは悪霊の仕業?

 

さて、このアテスエ!ですが、英語圏ではBless you!(神のご加護を)って言いますよね。なんか大袈裟な気もしますが。

ちなみに、スペイン語ではくしゃみをした人に対してヘスース!(Jesus!)と言います。意味は「ジーザス!」。もっと大袈裟な国、あった。

 

僕が聞いた話では、昔くしゃみというのは悪霊の仕業と考えていたらしいので、くしゃみをした人に対して即興の悪魔祓いみたいな感じでこういう言葉を唱えたのだそうです。

 

悪霊ねぇ。欧米人は変わったことを考えるなぁ。と思っていたら、日本でもありました、これ系のおまじない。

なんと、沖縄ではくしゃみをした人に対して「クスケー」と言うらしいのです。それも、邪気を払うために。そんな文化があるんですね。

っていうことは、日本にも今はもう使われなくなっちゃったけど、くしゃみをした人に対するおまじないって昔はあったんでしょうか?

 

 

 

2回以上くしゃみをしたら…

 

最初のくしゃみに対しては、ほとんど誰もが「アテスエ!」と言ってくれます。

では、くしゃみ連続2連発をしたら?

 

ここでは大体の人が「アテザムール!(À tes amours!)」と言ってくれることでしょう。アムールはフランス語で「愛」という意味なので、「あなたの愛に」みたいな意味合いでしょうか。

 

さらにもう一発、3回目のくしゃみが出てしまったら?

もうこうなると「なんかアレルギー持ってるの?」って聞かれてしまいそうですが、律儀にもおまじないを貫き通してくれる人もいます。ここからは諸説あるそうなんですが、僕が聞くのは「アテフィナンス!(À tes finances!)」です。意味は、「あなたのお金のために!」。

 

んーなんか一気に即物的になってしまいましたね(*_*)

 

 

おわりに

 

くしゃみしたときに、何でもいいから声かけられる生活に慣れきってしまうと、日本に帰ったりしてくしゃみをしても周りから何も言ってもらえない状況が妙に不安になるんですよね。あれ、今このタイミングでくしゃみしちゃまずかった?って。

減るもんじゃないし、お大事に、くらいの声はかけたいものです^^

 

 

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