フランスの大学ってこんな感じ┃僕の通っている大学キャンパスを大公開!
モンペリエは快晴です。
最近、ずっと天気が良くなかったので、ひさしぶりに晴れてくれて心が軽くなった気分。
18時に授業が終わったんですが、まだまだ明るいし暖かかったので、キャンパス内を散歩しながら写真を撮ってみました^^
さっきまで地図学の演習を受けていた5号棟からスタート!
以前のエントリーにも書いたように(フランスの大学に通って残念に思う事 - フランシウム87)、うちの学校ぼろいんです。
ぼろいっていうか、なんか汚い。
ね、ぼろっちいでしょ(笑)
2階部分の半透明に透けている部分が見えますでしょうか。
ここ、トイレなんです。
そして男子用便器は窓側に配置されているので、シルエットが丸見えです。
あ、トイレは男女共同ですよ。
この大学には大講堂が9こあるんですが、そのうちの4つがこの棟に入っています。
では、キャンパス探検スタート!
理系学生といえば、やっぱりこれ
初めてこれを見つけたときは日本でも海外でもイメージしていた通り!って、なぜか嬉しくなりました。
屋外に卓球台が設置されているんです。
理系の人=卓球っていうイメージありませんか?
3台あるんですが、今日みたいに晴れていればいつも人でにぎわっています。
ちなみに反対側には、少しだけですがトレーニングマシーンもあります。
まだだれか使っているところを見たことがありません…
ちょうどここがキャンパスの中央部ですね。
今日、めちゃめちゃいい天気
いやぁ太陽がまぶしいです!
南仏の空感が少しでも伝わっているでしょうか?
なんか、15時の時点でちかくの薬局の温度計では24℃をさしていました。
もうちょっとで夏日だ!
キャンパスの中心からいったんメインゲートのほうへ出てみましょう。
道の途中でこんなものを発見しました。
太陽系の惑星のパネリングです。
こんなパネルがキャンパスの中に点在しています。
よくみると右上に「冥王星 太陽系の一番外側の惑星」って書かれてますが…
あなた、もう準惑星ですから!
どうやら女性月間だったっぽい
入口ゲートにはこんなものが張られていました。
どうやら3/7~4/7は女性月間だったようです。
ちなみに、フランスでは理系の大学でも女性が結構います。
物理や工学、数学、化学は男子が7割なんですが、生物、薬学は女子が6割。(2011年)
なーんだ、僕の周りに女性が多くいるだけだ(笑)
でも、フランスの学部生全体では女子の人数のほうが多いのです。
そして博士号取得の女子の割合は43%。
経済協力開発機構・22か国中、下から6位。(2009年)
近隣ヨーロッパ諸国と比べてもいい成績とは言えません。
最下位は、みなさんご存知の日本国が大きく他国を引き離して27%です!わお!!
ちょっと数字のお話でした~^^
この大学キャンパスの名前
本名はカンピュス・トリオレ(Campus Triolet)って言います。
でも、この名前を言ってもほぼ100%どこのキャンパスかわかってもらえません。
だから、僕たちはいつも自分のキャンパスを説明するときには「モンペリエのソーセージのキャンパスだよ」って言います。
この意味の分からないオブジェ…
これがメインゲートの前に立っているのです。
僕たちはこれを「ソーセージ(とドーナッツ)」ってよんでるんですが、本当は孟子の教えをオブジェクトにしたらしいです。
あれ、孔子だったかな?
意味が分かんないんで、まったく覚える気になれません(笑)
誰得の企画ですが、長くなってしまったので続きはまた今度!