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フランシウム87

南フランスに住む日本人学生が発信するブログ。

方言はアイデンティティ!カタラン語、オクシタン語、バスク語…南仏の言葉はたくさんあります

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今週のお題「方言」

海外生活をしていると、よく方言について考えてしまう事があります。

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南フランスには方言がいっぱい!

 

日本で方言といえば、関西弁とか東北弁とか博多弁とか、それぞれの地域でしゃべられている言葉ですよね。

 

僕は東京出身なんですが、東京にはいろんな地方から人があるまってくるので、いろいろな方言を聞くことができます。

 

でも、日本ではわざわざ義務教育で方言を学ぶ授業というのはないですよね?

 

南仏、というかヨーロッパでは方言を公教育で教える場面がとても多いのです。

 

つまり、ヨーロッパの方言というのはただの「訛り」ではなくて、一つの言語としてあつかわれている側面があるんです。

 

 

僕の住んでいる南仏だと、こんな言葉が使われています

 

まずはフランス語

 

これは、現在のフランス共和国で使われている公用語なので、みんなが使っています。

 

次に、僕の住んでいるモンペリエを含めて、南仏の広い範囲で使われていたオクシタン語オック語)。

 

今でも田舎のほうに行くとオクシタン語で会話している住民たちを見かけます。

 

スペインとの国境に近いペルピニャン辺りから南ではカタルーニャ語(カタラン)が話されています。

 

さらに、南仏の中でも西側、大西洋側のフランスバスク地方ではバスク語(エウスケラ)という、発祥不明の珍しい言葉が使われています。

 

とまぁ、南仏だけでも大きく分けて4つの言語が話されているわけですが、これらの言葉の違いはかなり大きくて、関西弁と広島弁の差とは比べ物にならないくらいの違いがあるんですね。

 

 

 

ヨーロッパの国々は陸続き

 

というのも、ヨーロッパの国々というのは陸続きなんです。

 

大陸の中に境界線を作って、国と国が分かれています。

 

しかも、その境界線というのは時代によって移動してきました。

 

戦争で買った国は、負けた国の境界線を動かしてきたのです。

 

国の中では、みんなが共通の言葉で会話ができるように共通語というものがあります。

 

でも、例えばその国が戦争に負けてある地域がほかの国の支配下に置かれたとします。

 

すると、新しく支配した国の共通語がその地域の共通語になるのです。

 

昨日まで外国語だった言葉が、今日から自分たちの新しい共通語になってしまうようなことがあったのです。

 

なので、今では一つのまとまった国の中に納まっている地域も、昔はそれぞれ違う言葉を話していた時代があり、その文化がいまだに残っている地域もあるのです。

 

それが、南仏だと上で紹介した地域たちなのです。

 

続く…

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