【italki】を使ったらフランス語の独学に足りなかったものが補えた件【B2作文対策】
今日もフランスの勉強、お疲れ様です。
フランス語の勉強を独学で取り組んでいる方々に朗報。
いままで、どうしても独学では満足な勉強方法がなかった「作文」に、使えそうなサイトを発見しました^^
- フランス語の作文
- 意外と難しいフランス語の作文の練習
- フランス人の友人って言っても…
- italkiでフランス語の作文のトレーニングをしよう!
- italkiの「ノートブック」を活用する
- 独学に必要なものが補えたけど…完璧じゃない
- italkiで講師をつけてみるのもアリかも
- おわりに
フランス語の作文
フランス語の勉強には、大きく4つの柱があります。
- 読解
- リスニング
- オーラル
- 作文
読解とリスニングは独学が可能です。良い教材を見つけて、効率よく勉強を進めていけば、ある程度の成果をのこすことが可能です。
オーラル(スピーキング)については、フランス人と面と向かって話すことが何より最良の勉強方法でしょう。独学では一番厳しい部分だと思います。
その点、作文は正しい文法知識と文章校正能力が問われる部分なので、独学でもできるんじゃないかなーと考えていました。
でも、実際はそうでもないんですね。
意外と難しいフランス語の作文の練習
多分、作文に使う文法知識などは独学でも身に着けることができると思います。
しかし、作文の練習で必要なのは、実は新しいことを身につけるだけではないんです。もっと大切なことがあります。
それは、自分の書いた文章の間違いを、誰か指摘してもらうこと。
フランス語が堪能な人に間違いを直してもらうことによってはじめて、覚えるべき要素が見えてくるのです。
つまり、作文の練習に必要なのは、フランス語が堪能は人、もしくはフランス語を母語とする友人たちなのです。
フランス人の友人って言っても…
とはいえ、日本で独学でフランス語の勉強を頑張っている人たち全員に、フランス語が母国語の知人がいるとは限りません。
都心に住んでいれば、フランスと日本の文化交流のイベントなんかが頻繁に開催されているので、そういったところでの出会いがあるかもしれません。
しかし、そうでなければ、まず日本でフランス語を話す人に出会う事すら難しいかもしれません。
また、仮にフランス語が堪能な友人がそばにいたとしても、その人の時間を使ってもらって、毎回自分の書いたフランス語の文章を手直ししてもらうのも、なんだか気が引けてしまいますよね。
と、そんな悩みをお持ちのあなた。
なんと、オンラインでフランス語の作文をcorrigéしてもらえるサイトがあるのですよ^^
italkiでフランス語の作文のトレーニングをしよう!
italkiというサイトを知っていますか?
このサイトでは、語学学校などを介さずに、ネット上で直接語学教師を探すことができるサイトとして、ヨーロッパでは人気が出ています。
値段も総じて手ごろなので、日本の下手な語学学校に通うより、金銭的にも良く、ずっと効果があると思います。
さて、先生を探して授業を受ける方も魅力的なのですが、今回紹介するのは一切お金をかけることなく、フランス語の作文のチェックをしてもらおう!という、なんともセコい方法です(;・∀・)
italkiの「ノートブック」を活用する
italkiには、自分の書いた文章を他の人に読んでもらい、添削してもらう「ノートブック」というサービスがあります。これが、無料で使えるのです。
使い方は簡単。まずはitalkiのサイトへ行き、右上のボタンからアカウントを作ります。
必要項目を入力して、登録したアドレスに送られてきたメールに載っているURLから再度サイトに戻ってみると、こんな画面になっていると思います。
画面上部にある「コミュニティ」というカテゴリから、「ノートブック」を選択します。
これがノートブックの画面です。まずは過去にどんなアクティヴィティがあったのか見てみましょう。
「使用言語」をフランス語、「著者の母国語」を日本語にして検索してみましょう。
どうでしょうか。過去に日本人の人が書いたフランス語の文章がズラリと出てきたと思います。こうしてみると、かなり多くの人が利用しているみたいですね。
それに対して、フランス語で添削がされています。
これを使えば、フランス語の作文対策だってうまくいくかも!?
独学に必要なものが補えたけど…完璧じゃない
まぁ物事は完璧ではなというのが世の常。
italkiのノートブックは、確かにフランス語の作文対策には大いに活用できるのですが、一つだけ問題点があります。
それは、添削されたフランス語が正しいと限らないという事(;・∀・)
というのも、添削してくれるのは講師ばかりだけでなく、一般の人も親切に添削に協力してくれているからです。
フランス語は、ネイティブ話者にとっても難しいと評判の言語。したがって、フランス語が母国語の人であっても、正しいフランス語が使えないという事はごく当たり前のことなのです。
私たち日本人が、なかなか正しい敬語が使えないのと同じようなものでしょう。
とはいえ、僕のように海外に留学していて、周りのフランス語を話す友人に添削を頼んでも、結果は同じことです。彼らだってしょっちゅうフランス語間違えます。
italkiで講師をつけてみるのもアリかも
なので、どうしても正確な知識を持った講師に添削をしてもらいたい場合は、有料の講師に頼むべきです。講師をつければ、作文の添削に加えて、スピーキングの練習もできるので一石二鳥ですね。
先ほども書きましたが、このサイトの講師の値段はかなりお得です。ちゃんとした教育学部系の大学出身の人でも、20€/hがアベレージといったところでしょうか。僕なんて、スペインにいた時、日本語の講師を同じくらいの金額でやっていたので、それと比べれば大変良心的なサイトです(笑)
おわりに
DELF/DALFにおいて、フランス語の作文は点数の稼ぎどころです。
でも、自習レベルではなかなか効果的な勉強法がないのです。いくら書いても、間違った文章を書いてしまっていては意味がありません。良い勉強法がないので、もったいない事に対策を怠ってしまう部分でもあるのです。
italkiのようなオンラインで勉強できるサイトを使えば、どんな場所にいても自分の作った作文の添削をしてもらえるので便利ですね。しかも無料で使えるというところも見逃せません!
ノートブックを使った人は、時間があるときにでも、今度は日本語を勉強している外国人の作文の添削もしてあげてください。こうやって、語学学習のエクスチェンジは成立しているのです^^