フランス語学習おすすめの教材とは┃フランス語をフランス語で学ぶ!
何かを勉強するにあたって、良い先生と良い教材に出会うということは、とても大切なことです。
- いい教材を見つける
- フランスに留学すれば、もちろん日本語で書かれた教材はない
- フランス語で書かれたフランス語教材の良いところ
- フランス語で書かれた教材はない難しい?
- 高校の英語学習
- 何を学びたいか
- おわりに
いい教材を見つける
フランス語は人気のある言語なので、ある程度の規模の書店に行けば、フランス語の教材は見つかるでしょう。
また、最近はアマゾンとか使えば、例え地方に住んでいても多くの教材を探して購入することができます。
つまり、教材探しの垣根は、以前よりずっと低くなったと思うのです。
そんな状況で僕が勧めたいのは、フランス語で書かれたフランス語の教材です。
フランスに留学すれば、もちろん日本語で書かれた教材はない
僕はフランス語の学習をフランスに来てから始めました。
実際は、日本出国2ヶ月くらい前にフランス語の本を買ってはみたものの、身についたかというと、まぁそこそこ…くらいです。
当たり前の話ではあるのですが、フランスでフランス語の勉強をしようとしたとき、日本語で書かれた教材が使われることはありません。
日本人を含め、中国人も韓国人も、スペイン人もアゼルバイジャン人も、みんなフランス語で書かれた教材でフランス語を学ぶのです。
フランス語で書かれたフランス語教材の良いところ
個人的には、外国語を本気で、短期間で習得したいなら、その言葉が話されている国に留学するべきだと考えています。
でも、なかなか海外留学を実現するのは難しいのが現実。
であれば、なるべく留学生活で勉強スタイルと近い環境にすればいいんじゃないか。と、いうふうに考えたのです。
先程も書いたように、フランスの語学学校のテキストは、全てフランス語で書かれています。
文法の説明も、例えば、仮定法の作り方だって、全てフランス語で説明されるのです。
フランス語で書かれた教材はない難しい?
きっと、日本語で書かれた教材のほうがかんたんに勉強できるでしょう。フランス語で書かれた教材じゃ、何が書いてあるのかわからなくて、かえって勉強にならないんじゃないか、と考える人もいると思います。
でも、留学生たちは皆、この壁を乗り越えてるのです。で、比較的早く、場合によっては日本の大学のフランス語学科で専門に勉強している人よりも早く、フランス語を身に着けてしまうんですよね。
高校の英語学習
高校生のときの英語の授業を思い出してみてください。
英語の授業で使われていたテキストは、日本語で書かれていたはずです。
つまり、日本語でフランス語の勉強をするということは、高校の英語の勉強と同じだということです。
何を学びたいか
もちろん、何を学びたいかという目的によって使うべき教材の種類は変わってくると思います。
例えば、話すよりも読む力をつけたい場合は、単語帳を使って語彙数を増やすのが手っ取り早い上達法でしょう。もちろん、以前のエントリー(フランス語の勉強法!より速くマスターする5つの方法![①単語編] - フランシウム87)で紹介しているとおり、自作の単語帳を使えば、わざわざ単語帳を買う必要すらないし、自分のレベルにカスタマイズされたものを使うことができます。
リスニング力を鍛えたいのであれば、ラジオフランスとかで日々、トランスクリプトと睨み合いながら耳を鍛えればいいと思います。(フランス語の勉強法!より速くマスターする5つの方法![③リスニング編] - フランシウム87)
では、どんな目的にフランス語で書かれた教材を使うといいのか。
これは、フランスでの会話力を鍛えたい人に向いていると思います。
フランス語でフランス語の勉強を勧めているうちに、自然と文法に関する語彙も蓄えられていきまふ。後々、フランス人に対してフランス語に関する質問をぶつけるときに、この知識はとても役に立ちます。
そのうえ、何か他の国の言葉を学ぶときは、根っこからどっぷりとその国の言葉で考えたほうが、習得が早いと思います。言葉は文化ですからね。
おわりに
フランス語でフランス語の勉強をする。
一見すると難しいと思われると思いますが、
意外とイケます。それは、フランスに留学してフランス語を習得している人たちが証明していることです。
フランス語を使えるものにするために、フランス語で書かれた教材を使って勉強するというのは有効だと思います^^