フランシウム87

南フランスに住む日本人学生が発信するブログ。

フランスで7月から変わったこと

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7月1日というのは、フランスではいろいろな制度が変わる日です。

2016年は、環境問題への取り組みを念頭に、いくつかの大きな制度の変更がありました。

 

フランス人の日常生活を大きく変えることが予想されている2016年の変更点とは、いったい何でしょうか。

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mokuji

 

 

スーパーのビニール袋が消える

 

フランスのスーパーで買い物をしたとき、買い物袋は無料でもらえません。

たいていスーパーのレジ横に有料のビニール袋があるので、袋が必要な人は毎回それを買わなくてはいけないのです。

僕はこのシステムに慣れてしまっていますし、資源の無駄遣いを減らしているので賛成なのですが、日本の資源大量消費生活に慣れ切った日本人がフランスに着いたばかりの時は「フランスって買い物袋もらえないから不便よねー」っていう不満を耳にします。

 

そのスーパーのビニール袋が、なんと有料のものも含めてすべてなくなるというのが今年の新しい規則!

基本的に僕たちは買い物に行くとき、マイバッグを持っていくか、以前購入したビニール袋を再利用しているのですが、新しい袋が買えなくなると不便ですね。

っていっても、慣れたらそんなに不便じゃなくなるんでしょう。

 

ビニール袋の無駄遣いと言えば、日本にいたときにコンビニで肉まんを買った時のことを思い出します。

コンビニで、例えばおにぎり1個と肉まん1個をかうと、絶対におにぎりと肉まんをそれぞれ別の小さなビニール袋に入れてくれますよね。冷たいものと熱いものを一緒にしないようにしてくれている配慮なんでしょうが、おにぎりと肉まんって、すぐに食べちゃうから袋要らないんだけどなーって思います。

百歩譲って、なかにはすぐに食べないで家まで持って帰る人がいるにしても、店員さんが一言「袋要りますか?」って聞いてくれたら、ビニール袋の無駄遣いが減ると思うんですけどね。僕は気付けば「すぐ食べちゃうんで袋要らないです」っていうんですが、小銭を数えていたりすると、もう手際よく商品が袋の中に入れられてしまっているため、今更袋要らないですとは言いにくい状況になっちゃってます。。。

 

ストイックなまでに利便性を追い求める日本と、利便性はひとまず置いておいて道理を探すフランスの違いですね。

 

 

 

自動車のステッカーで環境配慮が一目瞭然

 

これは義務ではないのですが、これからは車に環境配慮のレベルに応じたステッカーを張るという規則ができました。

ネットで4,50€で買えるこのステッカーは、大気を汚染するレベルに応じて色分けがされているというもの。

 

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1997年以前に生産された車では、このステッカーは買えないそうです。というより、そういった車は、パリなどの一部の都市部では使用自体が禁止されています。

 

 

 

新しい医療費用システムが始まる

 

フランスの医療費のシステムを書き始めたら長くなってしまう(それに、僕がすべてを理解していない)ので、詳しい説明はできません。

今回新しく始まるのは le tier payantという新しいシステムを、すべての人に提供するよう順次拡大してゆく第1歩を踏み出したようです。

今まで caisse d'assurance maladieに申告していた医療費還付の作業が、le tier payantのおかげで自動的に還付措置がなされるそうです。

今のところはsécurité socialeで100%カバーされる人が対象のようですが、これからどんどん対象者が増えてゆくんですって。

 

 

15-18歳の避妊対策がより便利に

 

2013年から、フランスでは15-18歳には無料でピル(経口避妊薬)が提供されています。今年からは、ピルの提供に加えて、避妊のための医療機関(医師の問診や、妊娠の有無を確認する検査など)へのアクセスが、匿名で無料になったとのこと。

最近の欧米では、コンドームを使ったことのない未成年者の数が急増しているそうなので、そういった「避妊への無関心」に危機感を持っての施策でしょう

性教育って何それおいしいの(´◉◞౪◟◉)?状態の日本には、是非とも見習ってほしいところです。

とはいえ、女性だけが服用するピルっていうのは、日本と欧米で認識に大きな違いがありますよね男がもうちょっと頑張れる生き物だったらいいんですけどね。実際はそうも簡単な問題ではないようです。

 

 

 

 

AirbnbとかDrivyとか

 

以前、このブログでも問題性を指摘した、個人レベルで宿泊施設を提供できるプラットフォームであるAirbnb。

Drivyというのは、個人間で車の貸し借りをすることができるサイト。

francium87.hatenablog.jp

 

物の価値というよりは、経験の価値に対して対価を払うようになってきている新世代の私たちにとって、これらのサイト(プラットフォーム)は爆発的に拡大を続けています。

今回は、これらのサイトが利益を得た利用者に年間の収益を出すことが義務化されました。これによって、これらのサイトのユーザーが確実に収入申告と納税をするように推し進めるためだそうです。

ちなみに、車の相乗りサイトで有名なBlablacarなどの、費用を分け合う仕組みのものには、今回の規制は適用されないようです。

 

 

 

他にもまだある変更点

 

これは、DirectMatin紙7月1日付に載っていたものを紹介しただけなのですが、他にもいろいろな変更点があるようです。

例えば、フランスの地域圏(Région)が大改訂され、統合・合併を経て今まで22個あったものが13個まで減りました。僕の住んでいるラングドック・ルーシヨン圏も、おとなりのトゥールーズが含まれているミディ・ピレネー圏と統合しました。この統合劇のさなかに、第2の名前としてオクシタニ圏という名前を付けよう!でも、オクシタニなんて名前をつけたら、オクシタン文化にかかわりのない人たちは疎外感を感じる!なんていう騒ぎもあったのです。(結局、インターナショナルな呼称ではないにせよ、オクシタニ圏という名前は議会の賛成多数を得て決定しました。)

 

あ、オクシタンについてはこちらをどうぞ。定冠詞をつけるとL'Occitane(ロクシタン)ですね^^

francium87.hatenablog.jp

 

他にもフランスで何が変わったか興味のある人は、こちらもどうぞ。

www.directmatin.fr

 

 

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