フランシウム87

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マリアージュ・フレール┃マルコ・ポーロ好きにお勧めしたい茶葉

マリアージュ・フレール。

パリで生まれた、フランス式紅茶の老舗。

日本でもここ最近、メディアで結構取り上げられていたような印があります。

 

今日は、マリアージュ・フレールの茶葉の話。

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マルコ・ポーロ

 

マリアージュ・フレールの看板商品と言えば、言わずと知れた「マルコ・ポーロ」です。

マルコ・ポーロは、東方見聞録で黄金の国ジパングとして日本を西欧社会に紹介した人物。彼は旅で日本に到達することはなかったそうです。実際は中国までは旅したそうで、そこで日本の話を聞いたんだそうな。

つまり、ヨーロッパの人からするとマルコ・ポーロ=東洋(異国)の空気を持って来る者、というイメージなんでしょうね。

おかしなことに、我々日本人は、東洋の空気感をいちど西洋化させたものを再輸入して「おフランスの香り~」といって楽しんでいるわけです。僕たちが楽しんでいるのは、西洋人によって調合された、東洋のイメージなわけですね。

 

 

 

MFといえばマルコ・ポーロ

 

さて、マリアージュ・フレールときけば真っ先にマルコ・ポーロの名前が出るくらい、このお茶のフレーバーには強烈な印象があります。

僕がこのお茶を初めて口にしたのは20歳の時。それまで僕は紅茶はハロッズ、たまにフォートナム&メイソンのイギリス系のものしか飲んでいませんでした。なので、あの時に感じたMFの強烈なフレーバーは今でも脳裏に焼き付いています。

それくらい、個性的な香りの茶葉なんです。

 

で、その年にどこか旅行した帰りにたまたま寄ったフランスの空港で、免税店でMFのコーナーを発見!あ、これがあの時飲んだお茶だ!と思って、Marco Poloと書かれた缶を買ったんです。

これでまたあのお茶が飲める~と楽しみにして実家に帰ってよく見てみると…ん?Marco Polo Rougeって書いてある。恐る恐る缶を開けてみると…なんか茶葉が全然違う(;_;)

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ネットで調べてみたら、Marco Polo Rougeは、ルイボスティーにマルコ・ポーロのフレーバーがつけられたものなんだそう。ショック…と思って、とりあえず淹れて飲んでみたら、予想に反してかなり美味しい。

ちなみに、ルイボスティーというのは…

「ルイボス」とは、現地の言葉で「赤い茂み(Red Bush)」を意味します。
ルイボスティーは紅茶や緑茶、中国茶等の「お茶」とは全く種類の異なる飲み物です。ルイボスティーは豆科の低木(いわゆる“しげみ”)の松の葉のような針状の葉の部分で、学名をアスパラサス・リネアリスといいます。古くより南アフリカの先住民の間で日常的な飲み物として親しまれる一方で、「奇跡のお茶」「不老長寿のお茶」として、日々の健康のために飲まれ続けてきました。

ルイボスティーとは ルイボスティー専門店 RTRoom

今まで飲んでた健康志向系のルボスティーの味はなんだったの?っていうくらい、とっても華やかなお味。それからはMarco Polo Rougeはおもてなし用にも使う、マストアイテムの一つになっています。

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でも、人間歳をとると味覚が変わるようで、最近MFの強烈なフレーバーに「うっ…」となるときがあるんですよね。やっぱり紅茶はえげれす製かな。

でも、ルイボス版Marco Poloは、普通の紅茶のものと印象がかなり違うので、Marco Polo好きの人にはぜひ一度試していただきたいです^^ 

 

 今はネットで買えちゃうんですね。。。しかもかなり安い。免税店に行く必要なし。