フランシウム87

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乾麺が生パスタに変身!┃レストラン直伝の水つけパスタ

生パスタって、なんでこんなに美味しいんでしょう。

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もっちり触感の生パスタ

 

イタリアンのレストランに行くと、パスタの麺がもっちり・コシがあって美味しいですよね。

これは、生パスタといって熱を加えずに作るパスタ独特の触感なんです。

フェットチーネやリングイネなど、幅のひろい太い麺の生パスタなんて悶絶ものです。

 

 

 

生パスタは保存が面倒

 

生パスタはスーパーで買うことも簡単にできるようになりました。

僕の実家の近くのイオンでも普通に売ってます。

でも、熱を加えずに作られているパスタなので、賞味期限が乾麺にくらべるととっても早いです。

そのとき食べる分だけ買って、すぐに消費しなくてはいけませんね。

それに、値段も乾麺のパスタと比べるとどうしても高くなってしまいます…

 

 

 

家にある乾麺タイプのパスタでできるんです!

 

でも、この生パスタの食感は、どの家庭にもある&長期常温保存可能な乾麺タイプのパスタでも再現できちゃうんです♪

しかも、方法はとっても簡単^^

安くて、いつでも簡単にできてしまうなんちゃって生パスタの作り方を紹介します!

 

 

 

水つけパスタの作り方

 

僕は、この方法を10年くらい前に某イタリアンレストランの料理人の人に教えてもらいました。

その名も「水つけパスタ」。

 

用意するものは…

 

パスタ(一人当たりおよそ100g)

パスタの入る長さの容器(タッパーなど)

 

 

 

パスタを水につけるだけ

 

この料理(?)の簡単なところは、パスタを水につけるだけということです。

 

まず、パスタを容器の中に入れます。

そこにパスタが十分にかぶるくらいの水を入れます。

あとは1時間待つだけ!

 

一時間後のパスタは、こんなかんじに水を吸ってふにゃっとします。

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あとは普通のパスタを作るのと同じこと。

十分な量の沸騰したお湯に塩を一つまみ入れて、パスタをゆでます。

ゆで時間は、パッケージにかいてある標準ゆで時間の、約1/3です!

最後にソースと絡めれば出来上がり♪

 

ね、簡単でしょ?

 

 

 

水つけパスタの注意点

 

水つけパスタは水につけすぎると溶けます(笑)

ちょっとしたホラーくらいにドロドロになります。

水につける時間は1時間を守ってください。

 

太さによって浸水時間は多少変わります。

太ければ太いほど、つける時間を長くするのがセオリーですが、漬けすぎると溶けだすので1時間で水からあげてしまっていいでしょう。

多少浸水時間が不十分でも食感は変わりますよ。

 

また、ショートパスタでやるのは難しいです。

なぜなら、水につけている間にパスタ同士がくっついてしまいやすいため。

表面積が大きいからですね。30分くらいに浸水時間を短くすると良いでしょう。

 

 

 

外出前につける場合は

 

いつも食事の1時間前に家にいるとは限りません。

外出先から帰ってきて、すぐに生パスタを楽しみたいときには、水つけパスタを容器ごと冷蔵庫の中に入れてしまいましょう。

こうすれば、だいたい7時間後にい感じに仕上がってますよ^^

 

実際のレストランではお客さんにこのパスタを出すことはないのですが、料理人のまかないでこの方法を使っているそうです。

そのときには、前日の夜にパスタを水につけて、翌日の昼のまかないに使っていたので、だいたい9時間は冷蔵庫の中で放置していたそうです。

 

 

 

何度か試して、コツをつかんでみて!

 

いろいろと書きましたが、まとめるとこうです。

 

①水つけパスタは1時間水につけたパスタ。

②冷蔵庫の中なら一晩(≃7-9時間)放置可能。

 

食感が生パスタだし、ゆで時間も短くなって時短になるので、とってもおすすめですよ!