フランスでスリ│ロナウジーニョ作戦にご注意!
先日、街の中心から離れた場所を歩いていてスリに遭いました(´・ω・`)
日本では考えられない治安の悪さ
というか、日本が特別に治安の良い国なんですけどね。
ヨーロッパでは、残念ながらスリはよく起きる事件です。特に、外国人旅行客などは、スリの格好のカモです。
まぁ気をつけていることで、ある程度スリの被害に合う確率は軽減するんですけどね。たとえば、開けづらいバッグを持つとか、サイフはポケットに入れないとか。
でも、海外生活をある程度続けていると、危険意識が下がってきてしまうんですよね。
今回僕がスリにあったのも、フランスの生活に慣れてきて危機感が薄れてきてしまっていたからでしょう。
ロナウジーニョ作戦
これは僕がスペインにいたときに聞いた名前なので、約10年ほど前に存在していた言葉です。今でも使われているのでしょうか?
ロナウジーニョ作戦というのは、町中でいきなり「お前、サッカー選手の○○か?!」とか「サッカーしょうぜ!」とか言われて、サッカーの真似事をしているうちに気がついたら所持品をスられる…という手口です。
ロナウジーニョ作戦にご注意!
今回、僕が遭ったスリの手口も、ロナウジーニョ作戦でした。
数人の少年に囲まれて、いきなりサッカーが始まり、体当たりとかされたのです。
まぁ僕もロナウジーニョ作戦の事は頭に入っていたので、その時に肩から下げていたバッグと、ポケットに入っているケータイは取られないように気をつけていました。でも、腕をグイグイ引っ張られて、その腕を離されたときに、つけていた腕時計がなくなっていることを発見。
その腕を引っ張っていた少年が、手を後ろに回して何かを隠しているようだったので、その手を再び手繰り寄せ、握られていた僕の腕時計をもぎ取りました。
数人の少年たちだったので、腕時計を取られた直後に、後ろ手に他の人にパスされていたら、多分戻ってこなかったでしょうから、少年が鈍臭くてラッキーでした。
変な人には構わないのが一番。「わーーー!」って大きな声出して、みんなが一種油断したすきにササッとその場を立ち去りました。
結局、物理的な被害はなく済んだのですが、やっぱりスリに遭うのはショックですね。
スペインでのロナウジーニョ作戦の被害
実は僕、スペインでもロナウジーニョ作戦に引っかかってるんです。ロナウジーニョ作戦から見を守るために
その時はマドリッドの中心地で、酔っ払ったクラブ帰りにロナウジーニョに引っかかりました。その時は、何故かポケットにメモ帳を入れていて、きっとそれを財布が何かと勘違いしたのでしょう。メモ帳だけ取られてしまいました。
ヨーロッパ各国のスリ事情。意外とスイスが危ない気がする…
ロナウジーニョ作戦から見を守るために
大体スリって、週末夜の酔っぱらいをターゲットにしているので、油断しまくりで防ぎようがないのですが…
まぁ、サッカーの真似事、柔道の真似事なんかを町中で急にされたら、それは何か下心あってのこと、と捉えるべきでしょう。
あとは、繁華街に繰り出すときは、なるべく貴重品は持ち歩かないようにすることです。
バッグは取られにくいように肩から斜めがけにしたり…お酒が入る前に防止策を徹底するのがいいでしょう