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フランシウム87

南フランスに住む日本人学生が発信するブログ。

そんなに気にする必要のない音┃フランス語のRの発音はどうやって出す?

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フランス語の難しさの代名詞的存在でもある"R"の発音。

フランス語の勉強を始めたとき、最初にぶつかる壁の一つではないでしょうか。

でもこれ、実はそんなに気にすることでもないのかなぁって思います。

まぁできたに越したことはないんですけどね。

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mokuji

 

 

 

 

フランス語のRの発音ってむずかしい

 

僕がフランスに到着して2日目の事。

当時住んでいた家の近くに、Carrefourというスーパーがあるとホストファミリーの人に聞いたので、散歩がてら探しにいってみました。見つからなければ通りかかった人に聞けばいいや、と。

で、案の定見つからなかった僕は、ちかくにいたおばあさんに聞いてみたんですね。

 

まぁ、案の定じぶんの言っていることが伝わらないわけです。

何回も何回も言い直して、結果おばあさんに教えてもらったスーパーは、そこから遠く離れた場所にあるSuper U。おばあさん、僕が何を言っているのかわかってくれなかったんです。とほほ。。。

 

こんな苦い思い出があるので、僕はフランス語を勉強したての人にとってRの音が難しいというのは、とても共感できます。

 

 

 

フランス語のRは、そんなに神経質になる必要のない音

 

とはいえ、フランス語のRの発音って、そんなに気にする必要がないんです。

こっちで生活している日本人の人の中には、Rの発音を完全に諦め(?)て、ハ行の音に置き換えてしゃべっている人もいます。

それでも、フランス人相手には十分伝わるんですね。

regarderを「フギャルデ」といっても、フランス人は意味をくみ取ってくれます。

だから、Rの音なんてそんなに神経質にならなくてもいいのです。(Lと音と混同しなければ。)

 

 

 

他の発音のほうが難しい

 

逆に考えると、発音の不正確さから意思疎通が困難になるケースでは、R以外の他の発音が原因になることのほうが多いです。

 

例えば”ou”の音とか。

これは日本人にとって結構難しい音なんじゃないかなぁと思います。

"ou"の発音については、また別の機会に書こうと思いますが、こちらのほうがRよりも難易度高い&うまく発音できないと意味を取り違えられてしまうかもしれない発音として需要です。

 

 

 

 

できたに越したことはない

 

でも、Rの音がきれいに発音できたらいいですよね。

まるでフレンチシャンソンを歌っているかのような、流暢なフランス語…誰しもがあこがれるフランス語の姿だと思います。

 

僕がどうやってRの発音の身につけたかというと、

 

ー口の力を抜いて

ー舌先は下の歯の裏側と歯茎の間に軽く添えて

ー息をたっぷり使って

 

Rの発音の練習をしました。

 

特に息をたっぷりと使う事はとても重要だと思います。

でも、フランス語って、ちょっとアンニュイでボソボソ、あまり強く発音するイメージがないように思いますよね。

強い音の発音と言ったら、スペイン語やイタリア語とか?

 

僕は中学・高校と吹奏楽部に所属していたのですが、そこでよく言われたことは「ピアノ(弱奏)はフォルテ(強奏)よりも息を使う」ということです。

よく「(音楽的に)耳のいい人は、フランス語の習得が早い」なんて言われます。こんなところでも音楽とフランス語って関連があるんですね。

ですから、フランス語があまりハキハキと発音する言語でなくても、息はたっぷりと使うことが大切なのです。

 

 

 

実際にやってみましょう!

 

まず鏡の前に移動しましょう。

(鏡で自分の口の形を確認しながら発音の練習をすることはとても大事です!)

 

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口は軽く開いて脱力。

舌先を、下の歯と歯茎の間に軽く添えます。決して舌先が上あごにつかないようにしましょう。

肩が上がるほど息を吸い込み…

肩をストンと落としながら息を勢いよく吐き出しながら、うがいのように喉をふるわせます。

 

これがRの音です。できましたか?

ポイントは、肺から空気を出すときに、口に力が入らないようにすることです。

 

 

 

きついRの音は美しくない

 

僕がRの音に不自由なく出せるようになったころ。

調子に乗って、エディット・ピアフもびっくりの、きっついRの音を発音していた時期があったんですね。

そんな僕の発音を聞いて、フランス人の友人がひとこと。

 

「あなたの発音は美しくないわね。」

 

ガーン…

やっと発音できるようになったと思ったら、こんどは美しくないだなんて。。。

彼女曰く、フランス語ではRのおとはスペイン語みたいにしつこく出さないのよ。とのこと。

たとえば、Parisなんて、riで「ぐりりりりり」なんて、たんの絡んだおっさんみたいな発音はしないのです。どちらかというと、日本人が日本語でふつうに(ちょっと英語のrっぽく)「パリ」って発音したものに近いくらい。

 

ということで、Rの発音というのは、本当にとるに足らない小さな問題なのです。

実際、フランスに来たらアラブ系・アフリカ系・よくわかんない山のほうのアクセントなど、ありとあらゆる発音の違いに出会いますし、彼らのRの発音と言ったらもう…まったく統一性はないのが現状です。

 

発音問題はR以外にあり!

Rの発音に正解なんてないんだ、と割り切って、さっさと他の勉強をしましょう。