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フランシウム87

南フランスに住む日本人学生が発信するブログ。

フランスの数学の試験でスターウォーズが出てきた話

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試験も折り返し地点!

今日の試験は化学でした。ミカエリス・メンテン式という、名前は最高にかっこいい式の成立証明問題で禿げそうになりましたが、何はともあれ終わってよかった。。。

 

僕はフランスの大学で、はじめて理系の科目に触れているので、何もかもが新鮮で楽しいのです^^

そんな僕が、この半年の間に出会った最高にクールな問題は、こんな数学の試験問題でした。

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数学前期、中間試験の問題文より

 

この文章、以前FBに書いてアップしたものです。

 

antilopeという動物をご存じだろうか。
この前数学の微分問題で、このantilopeがある面積の保護区でどれだけの増殖数がナンチャラ…という問題に出くわしたんです。
いや、別にantilopeが何者かわからなくても微分の問題だって限定された範囲なら式を作り出すことができるんだけど、どうも問題文の中央に分からない単語があると「もしかしたら、このantilopeがなんであるかによって式が大きく変わってくるのかもしれない…」と疑わしくなってくるんですね。
実際、ウィルスなのか哺乳類なのか昆虫なのか、はたまた植物の花粉なのかで式をもっと簡単にできる可能性はあるし。
で、先生に「こういう動物の名前とか試験に出てきたら問題解けないー」って言ったら、「大丈夫、作ったの僕じゃないけど次の試験はそういう難しい言葉は出ないみたいだよ。安心して。」とのお言葉。

そして、本日数学試験日。
生物の増殖数の問題が出ませんように…と祈りながら問題用紙をめくると
「ジェダイ・アナキン・スカイウォーカーは」

What???
スターウォーズ見たことない!!!

まぁ面白かったんで問題文和訳します。
「ジェダイ・アナキン・スカイウォーカーは愛するパドメのためにパスタを作ろうと思っています。新しい議論を引き起こさないために、ここではフォースを使わない料理に限定します。パスタを茹でるために鍋には3/4の水を注ぎ、電子調理器で加熱します。また同時に、アナキンはドゥーク伯に囚われたオビ-ワンを助けに行かなくてはいけないため、この料理にかかる時間を求めたい。
また、良く知られている通りアナキンはロボットの技術者、そして飛行士として並外れた能力を有しているため、彼は電子調理器の中心温度が瞬時に最高温度に達することなく、次の法則に従って加熱されていくことが分かっている…」

見回りに来た先生には「言ったとおりだろ」みたいな感じでウインクされたんだけど、見たことないんだって、スターウォーズ。
最初、フランス語だからル・ジュディ・アナカンって読んでちんぷんかんぷんだったし。

そんな感じでとりあえず3つ目の数学の試験が終わりました。

 

 

 

 

スターウォーズの最新作が上映される頃だった

 

部分積分をつかって解く問題だったと思いますが。

スターウォーズを見たことのなかった僕には、問題分の前半はちんぷんかんぷんだったわけです。

 

外国語を勉強している・話す人にはよく分かってもらえると思うんですが、たとえ文章読解で重要じゃない単語でも、わからない単語があるとそれが気になってしまうんですよね。

 

ちなみに、この設問の最終問題は、アナキンは果たして15分以内にパスタを作れるか?だったんですが、解説曰く「与えられた環境では、例えフォースを使ったとしてもお湯を沸騰させることはできない。」でした。

 

…なんじゃそりゃ(笑)

 

 

 

 

この試験の平均点は…

 

スターウォーズ問題のほかにも、3次元のグラフと関数に関する問題もあり、平均点は20点満点中  7点!!

問題文つくるのはかなり親切な感じですが、採点は厳しいのが現状。辛い。。。

 

でも、こういう問題作ってくれるあたり、数学教師陣は 変人 やさしいんだなぁなんて思えた前期の試験でした^^