”三葉虫”のスペルを間違えたら大変なことに!先日、地学の試験がありました。
この話、twitterでも載せたんですが、面白かったんでこちらでも紹介します。
Après l'exam de l'histoire de la Terre...
— mtp_fr (@ambitious_fr) 2016年3月9日
"T'as mis quoi le foussile caractéristique de l'ère Paléozoïque? Archéocyathes? ou Tribites?"
"C'est plutôt Trilobites..."
— mtp_fr (@ambitious_fr) 2016年3月9日
Je veux pas imaginer un fossile avec plein d'empreintes de Tribites...
日本語に訳すと…
三葉虫が三本のチン○に!
先日、地学の試験で古代の地層が試験範囲で出たんです。
その試験が終わってから、友達にした質問。
「古生代(カンブリア紀から二畳紀まで)に特徴的な化石なんだっけ?古杯類?それともTribites?」
「それを言うならTrilobitesだよ。」
Trilobitesって、三葉虫のことです。
でも僕は間違えてTribitesって言っちゃいました。(そして、試験の解答用紙にも書いちゃいました)
Tribitesという単語を分解してみましょう。
"tri-"とは「3つの」という意味です。
3人グループのことをトリオといったり、3本角の恐竜にトリケラトプスというものがいます。
フランスの国旗はトリコロール=三色ですね!(tri+color 色)
biteというのは…フランス語に造詣の深い方々ならわかるでしょう。
敢えて説明いたしません。
そのやり取りをした友達、
「google検索しなかっただろうなー^^!」て。
はぁ。
試験の点数を一点落として、恥のポイントを一点稼いでしまいました。
化石と言ったら、子供時代を思い出しました。
バージニア・リー・バートンという絵本作家を知ってるでしょうか?
バージニア・リー・バートン(Virginia Lee Burton, 1909年8月30日 - 1968年10月15日)はアメリカ合衆国の絵本作家、画家、デザイナー。『ちいさいおうち』(The Little House)をはじめ、製作した多くの絵本は、アメリカ絵本の古典に数えられている。 -Wikiperdia
僕の家には彼女の書いた本がいくつかあったのですが、少年時代は「せいめいのれきし」という絵本に夢中になっていたのです。
宇宙の誕生から始まり、地球の誕生、生命の誕生、植物の時代、恐竜の時代、哺乳類の時代を経て現代の人間社会になる…
こんな壮大なストーリーが1冊の絵本になってるんです!
大好きで、何度も何度も読み返しました。
大きくなってからも、実家にいるときはよくぱらぱら絵だけ眺めていました。
しかも、この本が他の絵本と一線を画しているところは、絵がとても美しいという事。
大人向けの「おしゃれ絵本」としても、昔から人気があります。
これは中生代、大型の恐竜が地球上を闊歩していた時代ですね。
この挿絵のように、「せいめいのれきし」が、ある一人のストーリーテラーによって、劇場で紹介される設定になっているんです。
このストーリーテラーも、かなり愛嬌のあるキャラクターで個人的に好きです^^
いやぁ、この本を幼いころの自分に買い与えてくれた母には感謝です。
好きすぎて、今でも絵本の挿絵を思い出せます。
っていうか、そのおかげで今回の地学の試験で地球誕生の歴史がどうにかなったようなもの。
(三葉虫にはやられましたが…)
ちなみに、僕の弟は同じ作者の絵本、「きかんしゃちゅうちゅう」を、一日に何度も親に読んで!と頼んでました(笑)
ウォルト・ディズニーにもお世話になってます
あと恐竜の思い出と言えば、ディズニー映画の「ファンタジア」ですね!
クラシックと音楽が見事なコラボレーションを果たした、超有名な作品です。
今でも全く色あせないクオリティーの映画ですが、公開は1940年なんですって!
ストコフスキー指揮 × フィラデルフィアフィル × ウォルト・ディズニー。
すごいプロジェクトですよね。
この映画の中に、ストラヴィンスキー作曲の「春の祭典」が恐竜のアニメーションと一緒に収められているのです。
これも何回も観たなぁ…。
海で生まれたプランクトンのような生物が、食べて食べられ…を繰り返しながらだんだんと進化して地上に進出するストーリーと、それをバッチリ音楽に合わせる辺りでは、相当の技術力の高さが垣間見えます。
ちなみに、デュカス作曲の「魔法使いの弟子」には魔法使いミッキーが出てきますよ。
魔法使いミッキー単体だけなら、見たことある人も多いんじゃないでしょうか。
実は、この映画がオリジナルなのです!
これも、当時ビデオテープを買ってくれた母には脱帽です。
おかげで、僕はフランスでも試験に合格できそうです←
僕も子供ができたら、絶対に読ませて・見せてあげたい本と映画です。
フランス語でも本買おっと。
他にもこんな間違いをやらかしています。