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フランシウム87

南フランスに住む日本人学生が発信するブログ。

フランス語力がなぜ伸びないのか

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フランス語を勉強中のみなさん、こんにちは。フランス語お悩み相談室のbantanです(照)

今回は、多くの人(もちろん、自分自身を含む)が抱えているであろう問題を扱っていきたいと思います。もちろん、これはフランス語に限らず他の外国語学習にも当てはまるでしょう。

「フランス語力がなぜ伸びないのか?」

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誰にでもあり得る「倦怠期」


外国語を勉強している人は、会社から言われて仕方なく…というケースを除けば、その言語にまつわる「何か」に惹かれたから勉強しているのでしょう。
例えば、フランス語であれば「フランス文化が好きだから」とか、「フランスに旅行するのが夢だから」とか。もっと言うと、「フランス料理のレストランで働きたいから」や「好きになった人がフランス人だから」なんて理由もあると思います。
まぁ、フランス語の学習が社令であったとしても、その仕事が好きなら基本的にはフランス語学習にも興味が湧くのではないでしょうか。
もちろん、よりダイレクトな「フランス語が好きだから」という理由もあると思います。

こんなにフランス語を勉強する意欲があっても、フランス語学習の「倦怠期」って、いつかはやってくるんですよね。勉強と恋愛は同じではないようです。

ここで言う倦怠期とは、勉強してるのに身についた気がしない、単語や文法を覚えようとしても頭を通り過ぎてゆくだけ、文章読もうと新聞を広げて小一時間ほとんど進んでいない、そもそも勉強をする気が起きない…といったことを指します。

フランス語を長く勉強している人には、心当たりがあるのではないでしょうか?


常に右肩上がりなんてことはない


当たり前のことですが、凡人がいくら努力しても、常にその努力に見合った成果が得られるなんてことはありません。勉強しただけフランス語が上手くなる…仕事すればするだけ豊かになる、みたいなバブリー感は勉強にはないのです。
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新しく覚えたことはすぐに忘れるし、勉強の手を止めれば成長が止まるのと同じことだし、悪くすればサグラダ・ファミリア現象(フランス語を独学したい初心者必見┃スタートアップに失敗しないための20のコツ+astuces - フランシウム87)に陥るし…外国語学習には常に悩みがつきものです。


語学学習には「スパン」がある


それでも僕たちは、明日の成長を望んで勉強しているのです。

そんな頑張り屋さんたちに朗報。
どうやら、外国語学習をしている多くの人が、この倦怠期というのを感じていて、しかもそれにはスパンがあるのだそう。

よく、「外国語は3ヶ月勉強すると上手くなる」なんて都市伝説的な噂があるのですが、僕はこれは本当だと思っています。現に、スペイン語もフランス語も、3ヶ月目に飛躍的に成長した経験があるので。
そして、どうやらこの3ヶ月目の劇的な語学進歩のあとに、魔の「倦怠期」がやって来るようなんですね。

もう少し言わせてもらうと、この語学が飛躍的に進歩するタイミングというのは、学習開始から3ヶ月後のタイミング以降にも、ほとんど定期的と言っていいほど周期的にやってきます。僕個人では一年に3回ほど来るので、4ヶ月に1回くらいのペースでやってきます。
そして、この成長期とペアになっているのが「倦怠期」です。成長期が終わると倦怠期、そしてまた成長期、倦怠期…と、交互にやって来るのです。


壁の突破は能動的?


成長期から倦怠期への移り変わりは、脳がガンガン働いている状態からそうでない状態に移ることなので、多くのエネルギーを必要としません。むしろ、何もしなくても自然と倦怠期に陥ってしまうのです。

しかし、その逆の遷移、つまり、勉強意欲がないところから、脳を働かせるようにするためには多くのエネルギーが必要になります。
多くの人は、ここのエネルギーが不足しているから、なかなか倦怠期から抜け出せないのです。

このカベを乗り越えるのは、自発的に、力づくで挑まなくてはいけないのでしょうか?

それができる人なら良いのですが、多くの人はそのエネルギーが補充できずにいて、しかも毎日「勉強しなくちゃ」という思いだけが空回りして辛いのだと思います。

ならば、なにもしないで、倦怠期から脱するエネルギーを蓄えればいいのではないか?


足踏みは消化の証 食休みが必要


僕は昔、祖母から毎回食後に「親が死んでも食休み」と言われていました。食休みって、今食べたものを消化して、自分のエネルギーとして活用するためには大切な休み時間なんです。僕は体を横たえて、ただ休んでいるように見えますが、体の中で色々な臓器が消化のためにせっせと働いているのです。

これって、勉強にも応用できそうじゃないですか?
つまり、成長期が終わったと思ったら、素直に食休みするのです。勉強道具は一旦隅に押しやって、休みます。フランス語でなくてもいいから映画を見たり、フランス語でなくてもいいから経済書を読んでみたり、フランスのものでなくてもいいから絵画展に行ってみたりり
すると、今度は臓器ではなくて、脳が今まで学んできたフランス語の知識を消化して、その消化が終わる頃には映画を見るたびに「フランス映画みたいな」って思ったり、本を読むたびに「フランス語の本に挑戦しよっかな」というやる気が、ふつふつと湧いてくるのです。不思議なことに。

亀の甲より年の功。
おばあちゃんの口癖は、こんなところにも応用できるものでした。


いつか、きっとまた伸びることを信じて

今まで勉強してきたのに、それをいきなり何もしない生活に方向転換する。
習慣とは面白いもので、本来であれば何もしないほうがラクなはずなのに、意外といきなり何もしない生活になるというのは、どことなく心落ち着かないものです。
でも、毎日ムダとも言える努力をしてほんの少しの成果しか得られないのであれば、いっそ休みを多く取って、英気を養ってからまた行動し始めたほうが利口なんですよね。


おわりに


今フランス語の倦怠期に陥ってるみなさん、それは自分のせいではなくて、周期的に自然になっているだけです。成長の裏には休息も必要です。
とりあえず勉強はお休みしてみるのも、アリだと思います^^