フランシウム87

南フランスに住む日本人学生が発信するブログ。

フランス大学生の単語暗記方法

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全ての人を幸せにする宗教がないように、万人を満足させるような勉強法はありません。

でも、人の勉強法を手本に試してみるっていうのは、結構効果があります。自己流の勉強法で行き詰っているときなんか特に。

というわけで、今回はbantanが実際にやっている単語の暗記方法を紹介します!

半年でフランス語を読む・聞く・話すことができるのも、夢じゃないですよ~^^

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mokuji

 

 

 

 

 

 

 

はじめに

 

なんでいきなり単語の暗記方法の紹介をしようと思い立ったのかというと、先日めちゃめちゃ長いフランス語の単語に出会ったのです。

 

フランス語の単語で、一番長いものとして有名なのは anticonstitutionnellement(25字)。意味は「違憲の」という形容詞です。

これは、まぁまぁニュースや会話の中でであったりもするので、フランス人には一番長い単語としてよく知られているのです。

 

で、僕が最近であった長い単語はこちら。 cyclopentanoperhydrophénanthrène(32字)。意味は…コレステロールの構造の名前で、ガチ理系用語なので覚える必要はないでしょう(笑)

 

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単語の意味なんてどうでもいいんですが、このcyclopentanoperhydrophénanthrène以外にも、化学の授業では恐怖すら覚える長さの単語というのがたくさんでてくるのです。

もちろん、僕たち学生はそれらをすべて覚えなくてはいけません。

でも、僕にとってどんなに長い単語であっても、どんなに難しい単語であっても、暗記するという事はそんなに苦ではないのです。なぜなら、いい暗記の仕方を知っているから。

それがフランス語を勉強している人の役に立つかな、とおもって今回の記事を書いているのです。

 

 

 

暗記のメカニズムを知ろう

 

ものを覚える、と一口に言っても2種類に分けることができます。

一つは、覚えたことを脳のshort termのなかにしまいこむこと。この方法だと、一瞬覚えてもすぐに忘れてしまいます。

もう一つは、覚をえたことをのうのlong termのなかにしまいこむこと。この方法だと、1度覚えたことは長い間忘れません。語学での暗記は、このlong termを使わないと意味がありません。

 

人は何かを覚えようとすると、まず覚えたいことを脳のshort termの部分にしまい込みます。そのあと、その情報を何回がひっぱりだす(=思い出す)ことで、これは頻繁に使う情報なんだと脳が認識します。するとその情報は脳のlong termに移動して、めでたく「定着した暗記」になるのです。

 

例えていうと、パソコンのダウンロードファイルに無数のさまざまなファイルが保存されているとしましょう。そのうち、あるファイルをよく使っていると、それがデスクトップに常駐していれば便利だという事に気付きます。そうして、あなたはその特定のファイルをデスクトップに移動してアクセスしやすくするのです。

 

 

 

 

今日から使えるlong term暗記法をあなたにも

 

まずは暗記をするための環境をつくります。

単語の暗記に必要なものは、「手づくり単語帳」。

作りかたは以前のエントリーに書いてあるので、参考にしてください。

 

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(間違いがいくつかあるので、意味を参考にしないでください!)

 

こんな感じに、横に罫線が入っているノートを使うと、「単語ー意味」と分けて書くことができるので便利です。

準備するものは以上です。

 

 

 

Etap1:書いて覚える

 

とにかく書きましょう。書いて覚えましょう。

フランス語はアクセントの位置や向きなど、余分に覚えることが多いので、たくさん書いてスペルも覚えてしまいましょう。

 

この段階では、まだ覚えた情報はshort termにしまわれています。

 

 

 

Etap2:いちど忘れる

 

せっかく暗記した単語たちですが、いちど時間をおいてみてください。

もう一度思い出そうとしても、いくつかの単語は思い出せなくなっているはずです。

この時点で、すらすらと出てくる単語は少ないエネルギーで思い出すことのできる単語だというわけです。そんなに根気よく定着させようとする必要はありません。

ここでフォーカスを当てたいのは、思い出すことのできなかった単語たち。

これらはshort termからすぐに消えってしまった情報なので、脳に定着させるのが難しい単語だといえます。

これらの単語に注力していきましょう。

 

 

 

Etap3:ことあるごとに思い出す

 

思い出せなかった単語は、別のメモ用紙に書き留めたりして、日常生活のあらゆる場面で思い出すようにします。

たとえば、電車を待っている間や、レジで並んでいる間、移動中や食べ物をレンジで暖まている間…など。

こうやって、脳に定着しにくかった単語を無理やり何度も呼び起こすことによって、脳はその情報が頻繁に使われるものだと解釈して、脳のlong termのほうへ移動してくれるのです。

 

 

 

 

よく使う・使わない単語に関係ない

 

これは、一般的な暗記方法がよく使う単語だけが頭に残る傾向があるのに対して、あまり登場頻度の内容な単語もむりやり頭に残すことができる方法です。

例えば、冒頭で紹介した anticonstitutionnellementという単語。

これはあまり登場頻度が多くない単語なので、今、目で見て覚えたとしても明日には忘れているでしょう。でも、生活の中では確実に登場している単語なので理解しておく必要があります。

僕の紹介した暗記の方法だと、使用頻度が少なくても脳のlong termの部分に記憶をとどめておくことができるので、長い時間がたった後にふとanticonstitutionnellementを耳にしても、意味がパッと出てきてくれるようになります。

 

僕の個人的な体験を紹介すると、スペイン語を勉強していた時(7年前)から、この暗記方法をつかっていました。だから、未だにあまり使うことのないようなレアな単語でスペイン語を話されても、意味がパッと頭に浮かんでくるんです。例えば、この前はスペイン人との会話の中にでてきたjavali verrugoso(イボイノシシ)という単語の意味がまだ頭に残っていることを発見しました。今まで自分からは一度もイボイノシシなんて言う単語を使ったことがないんですけど、long termに入っているとこんなに長い間覚えていることができるんだなぁと、われながら感心してしまいました。

 

 

 

 

単語の暗記は正しい且つ、効果的な方法で

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いくら一生懸命単語を暗記していたとしても、すぐに忘れてしまうようでは意味がありません。

intrinsèque「本質的な、固有の」という単語の意味を覚えたかったら、一日に何回でも意識的に意味を思い出すようにして、脳に定着化させるようにすればいいのです。

文脈に当てはめて、適した意味をさがしだすのは後。まずは豊富な単語力を鍛えるようにしましょう。

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