フランス学生ビザ-事始め
とりあえず、現在学生ビザを取得するために必要な書類一覧を在日フランス大使館のサイトでダウンロードしました。
-長期ビザ申請書
-証明写真
-パスポート
-ビザ申請料金(50€相当、円建て)
-高等・専門教育機関の仮登録または登録証明書
- 経済証明
-移民局(OFII)提出用フォーム
この中で太字で書かれた「長期ビザ申請書」と「高等・専門教育機関の登録証明書」の用意が結構面倒になってくると思います。
「長期ビザ申請書」は、書類の記入自体には何の苦労もないのですが、フランスでの滞在先の住所を記入する欄があります。
まだ住んでもいないのに、フランスの家を探すなんて無茶な話ですよね。
留学斡旋業者や私立の語学学校に頼んでホームステイ先を探してもらうか。
もしくは滞在期間をカバーするホテルをあらかじめ予約しなくてはいけないのか…。
こういう考えに至るのがふつうだと思いますが、実際はそんなにシビアに考えなくてもよさそうです。
滞在先を探す手段は色々あると思います。
一番確実なのは留学斡旋業者の人や、留学先の学校に頼むことだと思います。
こちらで知り合った日本人に聞いてみると、料金がかなり高めなので、到着して3-4週間分くらいの滞在先のカバーをお願いしたという人が多いです。
ホテルでもいいのですが、更に割高なのと、前払いをしなくてはいけなかったりトラブルのにおいがプンプンしてますね。
個人的におすすめなのはネットの掲示板やSNSを活用することです。
実際に自分はmixi(はい、まだ存在しています笑)でたまたま日本人を受け入れてくれる家族と出会い、そのままフランスに来てしまいました。
でも、ビザを申請した時には確かどこかのホテルの2週間分の滞在証明で申請したと思います。
ここで重要なのは、滞在先探しの時には日本人の存在が間にあるといくらか信憑性が強まるということです。
自分が見つけたアノンスも、ホームステイ先のフランス人家族が直接出したわけではなく、彼らの友人の日本人が代理でmixiに投稿したものでした。
ですので、その日本人にいろいろとあらかじめ質問をすることができたので良かったと思います。
フランス留学に関する掲示板もけっこうたくさんありますよね。
そういったところをフルに利用すれば、いろいろと情報が集まってくると思います。
とはいえ、一生懸命頑張っても一向に家が見つからないことだってあります。
結構季節とか、他のファクターも関係してきますし。
本当に困った時は一報ください。何か力になれるかも…しれないです。
2つ目の関門、「高等・専門教育機関の登録証明書」ですが、これは昨日書いた記事のとおり、まずは学校探しから始まることになります。
どんな学校を選ぶかは人それぞれだと思いますが、学校によって入学条件が違うので注意してください。
例えば、私立の語学学校であれば年齢さえクリアしていれば(大体16歳以上)問題ありませんが、公立の語学学校であればたいてい日本の高等教育機関への入学許可証、または卒業証明というものを要求されると思います。
これは何か?
そのために、フランスの教育システムを簡単に知っておく必要があるのですが、長くなってしまったのでまた次回。
(ビザ関係の情報はよく変更されます。今回紹介した内容は、あくまで私がビザを申請した時の体験が基になっているので、現在の情報は必ず自分で調べてください。在日フランス大使館のサイト)