クスミティーの"バロタン"って何?
クスミティーって美味しいですよね^^
クラシックな紅茶のメゾンなのに、華やかなフレーバーはなんだか新奇な感じがして、僕のお気に入りの紅茶の一つです。
クスミティーの"バロタン" (LE BALLOTIN)
クスミティーについてこんな記事を書いたばかりなのですが…またクスミティーネタです。
前回はクスミティーを料理に使うという変化球を投げましたが、今回はお茶そのものについて。
何か新しい茶葉でも買おうかなぁ~と思って日本のクスミティーのサイト のぞいていたんです。そしたら、"バロタン"っていう聞きなれないパッケージの名前を見つけました。
そもそもクスミティーというと、丸い缶に入った茶葉か、もしくはティーバッグのものしか僕は知らなかったのですが、いくつかの茶葉は"バロタン"というパッケージで売られているのです。
どんなものなんだろうと思って「クスミティー バロタン」で画像検索をしてみるも、全くヒットしない。
クスミティーのフランス語サイトで探してみたら、バロタンというのはクスミティーがその昔紅茶の香りが逃げないように銀紙の様なもので包んで売っていた包装の事を指すようでした。
なんでこのバロタンに興味をひかれたかというと、かなり安かったんですよね。缶入りのものよりも安く、しかもフランスのサイトではちょうどセールだったこともあり、バロタン入りの茶葉が軒並み50%offだったのです。
買ってみた
ってことで、去年の夏にシャルルドゴール空港で、これまたセールで買った茶葉たちが無くなってきたこともあり、新しく注文する茶葉はバロタンの用意のある種類でセレクトしてみることにしました。
バロタンってこういう箱売りなんです。
銀紙の「ぎ」の字もないw
で、開けてみると…
香り漏れまくりじゃーん!!
なんていうか、とっても簡素な包装にて届きました(笑)値段が安かったのも頷ける。
このままだといけないので、開封したら即ジャム瓶などの密閉性の高い入れ物に移し替えちゃいます。せっかくかわいい箱に入ってきても、我が家につけばみんなジャム瓶か、何の変哲もないジャーに入れられてしまうことに…(´・ω・`)
ちなみに写真のお茶はブーケ・ド・フルール(Bouquet de fleures)です。ブーケであればその中にある花は複数であることが明らかなので、名詞であるfleureは複数形のsが付いていますね。しかし、その2つをつなげる前置詞はdesではなくdeであることに注意しましょう。
このお茶、公式サイトには
長女エリザベスの誕生を記念してパヴェル・クスミチョフが1880年に発表したクスミティで最も歴史のあるフレーバー。ベルガモット、レモン、ライム、オレンジ、マンダリンの香り。
とあるのですが、個人的に一言でこのお茶の香りを表すとするなら、イランイランの香りです。だからシャネルの5番が好きな人なら気に入るかも。
おわりに
という訳で、クスミティーのバロタンはこんなもの。という話でした。
僕は半額で買ったからよかったのですが、正規の値段ではバロタンを買う必要は無いと思います。丸い缶のほうがグラム単価を考えるとお得ですからね。
クスミティー選びに少しでも参考になれば幸いです^^