ヨーロッパでアイスコーヒーを頼むときは
暑くなりました。もーモンペリエは暑いです。
こう暑くては、カフェで頼むのも、エスプレッソのような熱くて濃いコーヒーじゃなくて、冷たいアイスコーヒーを頼みたいものです。
でも、ヨーロッパのカフェには、アイスコーヒーを用意していないところが多いのです。
冷たいコーヒー
近年、スターバックスを始めとしたアメリカ・シアトル系のカフェの進出のお陰で、アイスコーヒーやフラペチーノをはじめとする「冷たいコーヒー」のバリエーションが一般化しました。
しかし、ヨーロッパでコーヒーというと、一般的にはエスプレッソくらいの小さなカップに注がれる、少量のコーヒーなんですね。
ちなみに、ここで僕が言っているのは、ヨーロッパでも南の地方です。北の方はどうだかわかりません。
薄いコーヒー
でも、南仏、イタリア、スペインとか、暑い地域では冷たいコーヒーを飲みたいじゃないですか。そういうときにはどうやって頼むのか。
答えは簡単。
「コーヒー(と)氷」という風に頼めばいいのです。
フランス語なら、café glacé
スペイン語なら、café con hielo
イタリア語なら、、、知りません(笑)
イタリアでは、カッフェ・シェケラートという、ホットコーヒを氷と一緒にシェーカーでシェイクして急冷させる飲み物がポピュラーらしいのですが、実際にイタリアで頼んだことがないのでよくわかりません。
で、フランスやスペインで出てくるコーヒーは、普通のエスプレッソコーヒーと、氷がいっぱいに入ったグラス。
この氷の入ったグラスに、自分でコーヒーを注いで、かき混ぜて冷たくします。
だから、薄くなるのです。
僕は、オレンジジュースでもカルピスでも、氷で薄くなった飲み物はあまり好まないので、このタイプのアイスコーヒーはあまり好きではないのです。。。
でも、日本人の中には、フランスで一般的に飲まれる、いつもシビレるほど濃いコーヒーが氷で薄まって、ちょうど良い濃さになる、という人も。人それぞれですね。
なので、ヨーロッパでのアイスコーヒーは、ice coffe ではなくて、coffe with ice と表現するべきでしょう。
暑い太陽の下で、雫の滴るほど冷たいコーヒーを飲む。ちょっと薄いのですが…まぁ、悪くはない夏の昼下がりの過ごし方ですね^^
コーヒーの思い出と言えば…イタリアのローマでの出来事。