フランシウム87

南フランスに住む日本人学生が発信するブログ。

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ヨーロッパでアイスコーヒーを頼むときは

 

暑くなりました。もーモンペリエは暑いです。

こう暑くては、カフェで頼むのも、エスプレッソのような熱くて濃いコーヒーじゃなくて、冷たいアイスコーヒーを頼みたいものです。



でも、ヨーロッパのカフェには、アイスコーヒーを用意していないところが多いのです。

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冷たいコーヒー

 

近年、スターバックスを始めとしたアメリカ・シアトル系のカフェの進出のお陰で、アイスコーヒーやフラペチーノをはじめとする「冷たいコーヒー」のバリエーションが一般化しました。

 

しかし、ヨーロッパでコーヒーというと、一般的にはエスプレッソくらいの小さなカップに注がれる、少量のコーヒーなんですね。

ちなみに、ここで僕が言っているのは、ヨーロッパでも南の地方です。北の方はどうだかわかりません。

 

 

薄いコーヒー

 

でも、南仏、イタリア、スペインとか、暑い地域では冷たいコーヒーを飲みたいじゃないですか。そういうときにはどうやって頼むのか。

 

答えは簡単。

「コーヒー(と)氷」という風に頼めばいいのです。

 

フランス語なら、café glacé

スペイン語なら、café con hielo

イタリア語なら、、、知りません(笑)

 

イタリアでは、カッフェ・シェケラートという、ホットコーヒを氷と一緒にシェーカーでシェイクして急冷させる飲み物がポピュラーらしいのですが、実際にイタリアで頼んだことがないのでよくわかりません。

 

で、フランスやスペインで出てくるコーヒーは、普通のエスプレッソコーヒーと、氷がいっぱいに入ったグラス。

この氷の入ったグラスに、自分でコーヒーを注いで、かき混ぜて冷たくします。

 

だから、薄くなるのです。

僕は、オレンジジュースでもカルピスでも、氷で薄くなった飲み物はあまり好まないので、このタイプのアイスコーヒーはあまり好きではないのです。。。

でも、日本人の中には、フランスで一般的に飲まれる、いつもシビレるほど濃いコーヒーが氷で薄まって、ちょうど良い濃さになる、という人も。人それぞれですね。

 

なので、ヨーロッパでのアイスコーヒーは、ice coffe ではなくて、coffe with ice と表現するべきでしょう。

 

暑い太陽の下で、雫の滴るほど冷たいコーヒーを飲む。ちょっと薄いのですが…まぁ、悪くはない夏の昼下がりの過ごし方ですね^^

 

 

コーヒーの思い出と言えば…イタリアのローマでの出来事。

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