フランシウム87

南フランスに住む日本人学生が発信するブログ。

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大学の図書館で眠れる┃フランスのキャンパスで勉強しています

前回、みなさんを強引に僕のワクワク☆キャンパス探検ツアーにおさそいしたわけですけれど

今日は待望の第2弾(^_-)-☆

 

はい…もうこれで終わりにしますから。

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↑同性愛カラーの敷地内の通路

 

francium87.hatenablog.jp

 

メインゲートからアドミニストレーションの建物をぬけて…

 

前回の続きで、メインゲートから歩いてきました。

もうこの時点で軽く汗ばんでます(笑)

本当にきょうは天気がよすぎる…

さてさて、メインゲートから一番最初に到着する建物は、このアドミニストレーションの棟です。事務棟…っていうのかな?

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モンペリエには大きく分けて3つの大学があるんです。

 

医学・法学のモンペリエ第1大学。

ここではあのノストラダムスが医学を勉強していたそうです。

ナポレオンのお父さんもいたみたいです。この話はまた今度…

 

理工大学のモンペリエ第2大学。

僕の在籍している大学です。

 

そして、文系のポール・ヴァレリー大学。

以前紹介した語学学校は、このポール・ヴァレリー大学の中に入っています。

(フランスで一番安い語学学校┃一番おトクに留学するには? - フランシウム87)

ポール・ヴァレリーというのはフランスの詩人で、あの「風立ちぬ」(フランス語で"Le vent se lève.")を詠んだ人です。

 

僕は、僕の大学が一番優れていると自負しています。

なぜなら、コーヒーの値段が一番安いから!

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ポールヴァレリー・・・0.60€

モンペリエ第1・・・0.50€

モンペリエ第2・・・0.40€!!!

まぁ、毎日飲むものなので気になりますよね(笑)

 

お菓子の自販機はこんな感じです。

缶コーヒーとかはないですね。大学に限らず、ヨーロッパはどこに行っても缶コーヒーはないです。

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図書館に行ってみる

 

フランス人は言葉を短くするのが大好き。

大学図書館はbibliothèque universitaireですが、みんな略してBU(ベーユー)って呼んでます。

ちなみに、食堂はrestaurant universitaireですが、だいたいrestoUって言いますね。

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入口においてある骨のベンチ。

入ったら、まず最初にこんなショーケースを発見しました。

OSNI(Objet Scientifique Non Identifié)と書かれていますが、意味は「未確認物体」です。

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なんかの骨?みたいなのが展示してあるんですが、予想したこたえを紙に書いて、横の投票箱みたいなものに入れるようです。

お題は月替わりで、正解者には抽選で賞品が!

なにこれ知らなかった…

 

少し奥に行くと、ちいさな展示コーナーがあります。

今はクジラの祖先について展示されているようです。

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それもそのはず。

実はこの大学の考古学は、クジラの祖先の研究でも有名なのだそう。

クジラの骨の中には、脊髄からかなり離れた位置にポツンと足だった骨の名残があるんですよ。

系統ではカバに近いそうです。

 

 

 

図書館の2階はリラックススペース

 

2階に上がってきました。

ここは書架と自習スペース、グループで使える会議室があります。

そのほかに、こんなかんじでソファーがいくつも。

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今はだれにも使われてませんが、試験期間中になると寝不足顔の学生たちがここで仮眠をとっています。

まだ試験1か月前なんで、みんな余裕そうですけどね。

マンガもあります。

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フランス人はマンガが大好き!

そのおかげで少しだけ日本語の単語を知っている人がけっこういて、日本人である僕にとってはとっつきやすい話題が多くて助かります。

 

さて、また下に降りてみましょう…

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…お!こんなところにアリ(formi)を発見!

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自転車通学が多いです

 

外に出てきました。

あさは駐輪場がいつもいっぱいになります。

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通学に自転車を使う人はたくさんいます。

バイクとかあまり見かけませんね。

自転車の次に多い乗り物はスケボーでしょうか。

キックボード(trottinette)に乗っている人もたまに見かけます。

 

 

 

キャンパス内でよく見かける「南欧だなぁ」と思うもの

 

それがこれ。

オリーブの木がいたるところに植えられているんです!

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なんかオリーブの木を見ると、ほっとします。

スペインでいやというほど見ていたからでしょうか。

学校内だけでなく、道端でもオリーブの木はよく見かけます。

オリーブの木でできたまな板は味があって、お料理がおいしくできるんだそう。

有名なシェフも、包丁とオリーブのまな板を最初に買う…なんて話を聞いたことがあります。

 

 

 

wifi環境はかなり良い

 

意外かもしれませんが、wifi環境は日本よりもヨーロッパのほうがずっと早くから整備されてるんです。

学校の敷地内でも、「wif使えるよ」パネルをよく見かけます。

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日本は公共wifiがぜんぜん無いから、高い料金払ってケータイのネット回線契約しますよね。

僕なんて、外出した時のネットなんて公共wifiだけでokなんで、ケータイ代が2€/月です。

1時間の無料通話と、無制限のsms付き。

 

 

 

 

キャンパス内にはいろいろな建物があります

 

化学、数学、工学…

僕はその中でも、今学期は考古・地質学、微生物学、細菌学の研究棟で実習をよくやりました。

ちょっと覗くと、怪しいむらさき色の光の中でなにか作業をしてる人たちがいたりして、とっても興味をそそられますw

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そして、ここを抜けるとメインの入り口の反対側に出ます。

道路をはさんで右側は、文系のポール・ヴァレリー大学!

大学がひしめきあっている地区です^^

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はい!

以上で誰得☆モンペリエ大学ツアーの終了です(^_-)-☆

 

ほんとうに何の役にも立たないかんじですが、もしフランスの大学に留学したい!って思っている人がこれを読んで、「なんだ、ぼろい校舎だな」

「フランスの大学おもしろそう!」なんて思ってもらえたら本望です!