フランシウム87

南フランスに住む日本人学生が発信するブログ。

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日本人フランス理系大学生のカバンのなかみ

ブログ上でカバンのなかみ公開。

いったいどこに需要があるんだろうって思うんですが、僕はついつい他の人のブログで「カバンの中身」ってタイトルがあると見ちゃうんです。

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僕のカバンの中身はこんな感じです

まずはバッグ。

Manhattan Portageのでっかいメッセンジャーです。短期の旅行くらいならこれ一つでまかなえてしまうくらいの収納力があります。僕の住んでいるモンペリエでこのバック持っている人に出会ったことないので、目立って気に入ってます。

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ペンケース。高校生の時から同じものを使っています。

フランスでは鉛筆・シャーペンは試験では使えず、ペンのみの使用が認められています。でも僕は頻繁に綴りを間違えるリスクがあるので、こすって消せるペン・フリクションは必需品!

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他にもスケッチ用の鉛筆、小さな生き物解剖用のハサミとピンセットは常備です。

クリップも、レポートをまとめる際に必要なので常備。

あと、フランスでシャーペンの芯のスタンダードは0.7mmもしくは1mmです。0.5mmはスーパーとかでは見かけません。文房具屋まで行かないと買えないのです。

 

バインダー。授業をノートにとることはなく、すべて独立した紙に書いてゆくので(日本語でなんて言うんでしたっけ、このノート紙?)、それをまとめるバインダーが必要になります。1セメスターで1kg以上の紙の厚さになりました。

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ファイル。これも高校生の頃から使い続けているもの。フランスは書類社会として悪名高く、いろんな手続きで膨大な書類の提出を求められます。だから重要書類持ち運ぶときには、クリアファイルみたいにペラペラなものではなく、これくらい頑丈なものじゃないと。頑丈で目立つので、海外旅行の時にも旅程表や搭乗券をファイリングするのに役立っています。

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電子辞書。シャープの電子辞書なんですが…いまから10年以上前に買ったもの。追加フランス語辞書も、SDカード差し込み式です。いまはネットから辞書をダウンロードできたりするんですよね?たとえバーに行くだけでも一緒に行動している、僕の親友です。

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SDカードフォルダ。スペイン語の追加辞書のSDカード、スペインのケータイ会社のmicroSDが入っています。スペインに行ったときに活躍します。

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USBペンドライブ。日本語でペンドライブって言いましたっけ?フランス語では"USBの鍵"っていう名前で呼ばれています。授業ファイルのやりとり、書類の持ち運びにはかかせません。裏技ですが、コピー屋のおやっさんに「鍵がほしい」と頼むと、お客さんの忘れていったUSBの鍵をタダでもらえたりします。

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関数電卓。お恥ずかしいことに、僕は人生においてフランスの大学に通うようになるまで関数電卓というものを見たことがありませんでした。こっちの大学生がみんな持っているのを見て、次世代携帯端末だと思ったほどです。(高性能のものなら液晶カラーだし…)いや、でも関数電卓って素晴らしいですね。どんなに長い数式も一発で解いてくれる。関数電卓はケータイアプリでもたくさんあって、無料でダウンロードできるのですが、試験でケータイを使うことはできないのでamazonで買いました。

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ミニ電卓。名刺サイズです。関数電卓を家に忘れてしまったとき用。スマホ使えばいいんですけど、まぁ、なんか、一応。

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財布。一応まともな財布も持っているんですが…いつも持ち歩いているのは上野・アメ横で1000円で買った、この財布。フランスでいい財布を持ち歩いてると、スリの標的になりやすいかなぁ…と思い、あえてぼろいの使ってます。フランスで富を見せびらかす必要はないのです。

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ティッシュ、ウェットティッシュ。ウェットティシュは、去年日本に帰った時に、なぜか母に大量に持たされたもの。こんなにいらんがなーって思ってたんですが、フランスで食事前とかに出すと「日本すごい!」ってなります。ありがとう、ママン。フランスのティッシュは日本のものに比べて厚手です。ポケットティッシュ感覚で持ち歩いていますが、使い心地は食事の時に使う紙ナプキンな感じでしょうか。フランスでは、家にもティッシュペーパーを置く習慣があまりありません。キッチンペーパーを使って、ちょっとしたものをふき取ったり鼻をかんだりしてます。

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知っている人も多いと思いますが、欧米人はティッシュを1度使っただけでは捨てません。なんだったら、一度鼻をかんだところを丁寧に内側に折り返し、1日使い続けることだってあります。

 

色鉛筆。理由は幼稚園児と同じ。どこかで待ち時間が長いと飽きちゃうじゃないですか。そういうときにお絵かきすると思うんですけど、色があるのとないのとじゃ時間の経過スピードが全然違うんですよ。集中しすぎてあっという間に時間が経過しています。集中しているので、周りからの怪訝な目も気になりません。ちなみに画力も幼稚園児と同じです。

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針と糸。裁縫用。お洋服のメンテナンスに。。。

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ハンドクリーム、リップクリーム、目薬。ハンドクリームはYVES ROCHERというブランド。大したものではないのですが「アルニカ」という成分が配合されています。「アルニカ」は、数年前にも日本で話題になったホメオパシーで使われるもので、主に鎮痛作用があるとされています。リップクリームはやっぱり近江兄弟メンタームでしょう。ロングセラーにして色あせることのない保湿力。さすがです。(と思ってよくみたら、○ート製薬の製品でした。騙されてた…)目薬は勉強中眠くなった時にスーッとさせます。こっちには医療用のガチ目薬しかないので、頻繁にさす場合は日本のものを。

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僕のバッグの中身はこんな感じでした。

去年は元素記号の表とか、数学の微分積分に使う数式の表とかも持ち歩いてて、もうちょっと面白みがあったんですけどね。

みなさんが予想していたバッグのなかみに近かったでしょうか??