パリの悲劇から新しく設立された奨学金「Jiyuu」のその後。
以前、このブログでお伝えした、奨学金「Jiyuu(自由)」
この奨学金のその後について、今回はお話ししたいと思います。
パリの悲劇から設立された新しい奨学金
この奨学金の設立の背景には、去年11月に起きたあのパリのテロ事件が関係しています。
僕の通っているモンペリエ大学の理工学部に在籍していたHugo Serradeという生徒も、このテロ事件の被害者となり、帰らぬ人となってしまいました。
彼は、生前情報工学を勉強していて、日本にとても興味があったそうです。
彼の遺族が、Hugo君の果たせなかった夢を他の人に託したい、という想いからこの奨学金が設立されたのです。
関連する記事の翻訳など、詳しくは下のエントリーを読んでください。
気付いたら授与されてた
僕は日本人。
この知らせには驚いたし、ぜひ経過を観察していきたい…なんて思ってたんですが。
気がついたらすでに選考は終了。奨学金の授与式も終わっていたのです。あちゃー。
奨学金Jiyuuは、情報健康学の修士1年の生徒に授与されたようです。
すごいですね!
彼女はこの奨学金で日本へと旅立つのでしょう。
でも、5000€っていうと、日本の大学1年分に足りるんでしょうか?ささやかな疑問…
授与式の様子が移された、1分程度のビデオも作られてました。
Première cérémonie de remise de la bourse Jiyuu - Hugo Sarrade
また一つ、フランスと日本の繋がりが増えましたね!
ちなみに、このニュースは日本でも取り上げられていたんですよ。