料理が楽しくなる!フランスで見つけた次世代調味料
料理の「さしすせそ」って言えますか?
さとう
しお
す
みそ
しょうゆ
が正解ですが、なんで「さしすせそ」にして覚えたんでしょう?
答えは、この順番で料理に加えていくとおいしく仕上がるからです♪
でも、今回は料理の「さしすせそ」の話ではありません!
フランスで見つけた次世代調味料
フランスで、しかも僕の住んでいるモンペリエという南仏の町で出会いました。
こちらです。
これはアロマエッセンシャルオイルの香りを料理につけることのできる調味料。
もとい、調香料とでもいうべきでしょうか。
「クリストー」(cristaux d'huiles essentielles)という名前です。
これ、すごい優れモノなんですよ。
アロマオイルって、普通に料理に使うことはできないんですね。
なぜなら、オイルによっては体に害を及ぼすほど成分が濃縮されているものがあるからです。
すべてのアロマオイルは、そのまま服用してはいけないことになっています。
この製品は、そんなアロマオイルを体に害がおよばない濃度まで希釈したものを、テキーラの原料で知られるアガベのシロップを結晶化したものにしみこませてあるので安全なのです。
簡単に使えて、効果がすごい
使い方はとっても簡単で、ほんのひと振り料理にかけるだけ。
他の香り系の調味料(トリュフオイルやハーブを漬けたワインビネガーなど)は香りがすぐに飛んでしまう性質上、食べる直前にできあがった料理にふりかける必要があります。
その点この調味料はアロマオイル由来の香りで、料理の最中に使ってもさいごまで香りが生きてます!
例えば、お菓子作りや肉料理のソースを作るときにはうってつけです。
香りの種類もたくさんあります
上の写真は右から、タイミックス、ゼラニウム、イランイラン。
現在、僕の手元にはこれしかないのですが、他にもベルガモット、ジンジャー、シトロン、イタリアンミックスを試してみました。
僕は、おととい牛頬肉の煮込みにゼラニウムのクリストーを少し入れて作りました。
肉がほんのりバラみたいな香りがして絶品です。
先週はトロピカルフルーツのパウンドケーキ生地にイランイランを入れて焼き上げました。
プレゼント用に作ったんですが、好評でした^^
日本にいる母は、サンドイッチを作った時にシトロンをひと振りしているそうです。
生ハムと野菜とオリーブオイルだけなのに、なんかリッチな気分になれるらしい(笑)
このほかにも、結構いろんな種類の香りがあります。
詳しくはメーカーのサイトをごらんください。
ここで残念なお知らせが…
ここまで紹介してきて言うのも…って感じですが。
この製品、日本未発売です(笑)
でも、いま頑張って日本への輸出を試みているみたいですよ。
日本で買えるようになる日も、そう遠くないかも?
なんでこの製品を知ったかというと、これ、作ってる会社のオーナーがフランス人と日本人の夫婦の方なんですよ。
しかも、オフィスの所在地が僕の住んでいる町・モンペリエ。
モンペリエで開催されたガストロノミーのイベントで知り合い、こんな商品があるんですよ、って紹介されたんです。
もうすぐにハマりますよね、こんな調味料(笑)
是非フランスに来てお買い上げください
変えないものを紹介するこの糞ブログをお許しください(笑)
留学にしろ旅行にしろ、海外に行くメリットの一つに、その地でしか手に入らないものが手に入るっていうのがありますよね。
今の世の中、東京にいれば世界中のほとんどのものが手に入るような気持ちになりますが、やっぱり世界には面白いものがたくさん隠れてますよね。
この調味料を使ってみたい方は、是非フランスに来てください。
それか、僕に高額の手数料を払って送らせるか^^!(無理ですが)
もしくは、僕の母に会ってサンドイッチつくってもらってください(笑)