フランス語について
最近、ベルばらを読み返しました(*´ω`) 池田理代子先生、さすがですね。もう読ませる読ませる。一気に全巻読破しちゃいました。何時間読んでいても、どんどん物語の世界に引き込まれて行って飽きることがありません! さて、ベルばらと言えば王妃、マリーア…
フランス語を勉強をしていて、数字の数え方の難しさに勉強の意欲がそがれてしまった…なんて経験はないでしょうか。 僕は英語、スペイン語を勉強した後にフランス語を勉強したのですが、それでもフランス語の数字の数え方のシステムに、最初は苦しめられまし…
フランス料理と聞いて、何が頭に思いつくでしょうか。 日本でも専門店があったりと人気のガレットは、フランス料理の中でも特に有名な料理の一つです。 さて、フランス北西部に位置するブルターニュで作られたガレットには、日本でもなじみ深い蕎麦粉が使わ…
フランス語はややこしい綴りの単語が多く、覚えにくいのが問題です。書いたとおりに発音してくれればまだいいものの、そうとは限らないのがフランス語厄介な点であり、また魅力的な点でもあると思います。 今回はよく目にするけどややこしい単語、monsieurと…
金木犀の香る季節になりました。 あの、特別な香りが風になって香ってくると「どこだ!金木犀!?」って探してしまうのは、きっと僕だけではないはず。 日本では有名な金木犀ですが、フランスでもたまに見かけます。というか、香ってきます。とはいえ、日本…
フランス語を勉強していると、いちいち主語の性数と形容詞を一致させなくてはいけないので大変に思うことがあるでしょう。これはフランス語に限った事でなく、ほかの言語でも形容詞の性数一致が必要になることはよくあります。 こうした文法規則が存在しない…
その昔、寒く陰鬱としたパリの街角で、とあるパン屋がコンソメスープを提供していたそうです。この暖かく、滋養のあるスープは、寒く凍えたパリの人々の力をrestaurer(立て直す)したことから、いつしかこのパン屋はrestaurantと呼ばれるようになりました。…
フランス語を勉強していると、なんでこんなに単語の書き方が難しいんだろう…と嫌気がさしてくることがあります。 フランス語には2つの向きのアクセント(áとà)や、しっぽが生えたような ç 、別名・中国人の帽子とも呼ばれている â や、よくわからない ä な…
僕の住んでいる南仏の街モンペリエには、ファーブル美術館という大きな美術館があります。
フランス語をはじめ、外国語を話していて「この人何言ってるのかわかんない…(´・ω・`)」と、会話内で迷子になった経験のある人は少なくないはず。というか、きっと全員が経験することだと思います。
フランス語の勉強の中で、なかなか厄介なのが動詞の活用。 ラテン語に起源をもつ言語は例外なく、時制と人称に依る豊富な動詞の活用があり、これをすべて覚えるのはなかなかの仕事です。 さて、フランス語の勉強を始めたばかりだと、まずはindicatif(直接法…
フランス語の習熟度は6段階にレベル分け(A1,A2,B1,B2,C1,C2)されています。 B2レベルまでは、文法事項は順次新しいものを学んでゆくという感じなのですが、C1からは新しいことは学ばずに、より高度なテクニックを身につけてフランス語力をブラッシュアップ…
フランス語を勉強していると「未来形」という時制に出会います。 しかも、フランス語は動詞を活用して「未来」の事を表すのです。、なんだか、不思議じゃないですか? だって、日本語には未来形なんてないですからね。僕たちは日本語で未来のことを言い表す…
フランス語の動詞の活用って面倒くさいですよね。 通常、一つの動詞につき、最低60個程度の活用形があることになります(*_*)ヒェー でも、動詞の活用フランス語に限ったことではないんですよ。僕達に馴染み深い、英語にもあるって考えたことありますか?
フランス語を含むラテン語は性の言葉には、2人称の主語が2種類あります。 親しい間柄の人に使う「君」と、敬意を表した「あなた」という言い方。 これって、日本語に置き換えると「君」と「あなた」になるけど、「君」の本来の意味って?英語にはyouしかない…
今日は、フランス語を語学学校で勉強する中で、最も高度な技術を要すると考えている「サンテーズ」について、首を突っ込んでみたいと思います。 語学学習について能書きを垂れるというより、サンテーズってこんなに面白いもの、という事に主眼を置いていく予…
フランス語はメロディアスな言語と言われることがあります。 人によっては、「イタリア語こそ歌うような言語だ」という意見を耳にすることもあります。僕にしてみれば、イタリア語はスペイン語と似て、歯切れのいい発音とテンポのいい話方をするので、どちら…
昨年、フランス人を震撼させたニュース。 それが、フランス語の綴りを簡略化させるという制度。 この新制度についてはこの記事で取り上げたのですが(で、フランス語の発音は変わるの?┃アクサン・シルコンフレックスをはじめフランス語の綴りが大きく変わり…
フランス語の発音って、日本語にない音があったり、同じeでもアクセントのつき方で音がéやèに変わっちゃったり…慣れないうちはとても厄介です。 もとい、僕はいまだに厄介になっています(笑) そんなフランス語の発音問題の中で、比較的フランス語の勉強は…
フランス語にあって日本語にないもの。 時制によって変化する動詞の活用という概念や、名詞の性、単数・複数のs、バリエーション豊かな発音… そのなかでも、フランス語の性数一致は上にあげた要素のうち2つを気にかけなければいけない厄介なものです。つまり…
DELF/DALFという試験をご存知ですか? これはフランス教育省が認可している試験。受かれば、フランス語を母国語としない人のフランス語力を証明する資格を得ることができます。 さて、このDELF/DALFは、基本的に試験が4部構成になっています。 すなわち、①リ…
フランス語って、ルーツを辿ってゆくとラテン語に行きつくんです。 (正確にはその前にガリア人の話していた言葉とかもあるんですが…今回それは無視!) ラテン語っていうとあれですよ。ローマ帝国とかで話されていた言語です。ジュリアス・シーザーも、カエ…
フランス語は書き言葉と話し言葉で大きく違いのある言語です。 書き言葉では使わないけど、日常の会話では頻繁に出てくる。そんな言葉が山ほどあります。 今回紹介するのは"du coup"という言葉。どういうときに使う言葉なのか、発音で注意するべきポイントを…
語源を辿るというのは、とても楽しい旅行をしている気分になります。 先日、道を歩いているときにこんな看板を見かけました。 犬の絵がかいてありますね。しかし、看板の中にはフランス語で「犬」を表す"chien"という単語が見当たりません。実は"CANINES"と…
フランス語の何が難しいか。 様々な要素がありますが、その中でも動詞の活用というのはとても厄介な存在です。 一つの動詞に対して、人称と時制によって84通り(直接法、間接法、仮定法)もの動詞の活用形が存在するフランス語。生粋のフランス人であっても…
フランス語を勉強していて"de"の用法に迷ったことはないでしょうか。 deは、基本的には「~の」と訳します。mairie de Montpellierなら「モンペリエの市役所」。ルーブル美術館はmusée du Louvre...おやおや、deがduに変わってしまいましたね。d'aujourd'hui…
「10年後、君は昨日したことを後悔することになるだろう。」 映画のワンシーンにありそうなセリフです。 一見すると、この文は未来の中で過去を述べているように見えます。しかし、これは「10年後」という設定なので、「後悔」するのは単純に未来の行動です…
フランス語を勉強し始めた僕の目に、とても奇妙に映った単語。 それは”on”です。 onというのは、活用形では三人称単数の場所に収まり、しかし意味合いは複数の人を指す場合があります。 なぜ、私たちカフェから出る時に"Nous y allons!"と言わずに"On y va!"…
フランス語の否定文というのは、ちょっと特殊な形をしています。 なぜなら、否定文の動詞を"ne"と"pas"という、2つの単語で挟まなくてはいけないからです。
ヨーロッパを旅行していると、教会の壁や広場のモニュメントなどに書かれているラテン語に遭遇する機会は多いと思います。 ラテン語…。フランス語、スペイン語、イタリア語などの、ヨーロッパの多くの言語の起源となった言葉。神と話す言語として、キリスト…