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フランシウム87

南フランスに住む日本人学生が発信するブログ。

フランス語作文で一生使えるテクニック┃Problématiqueを探そう!

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こんにちは!

フランス語の作文を書くときの、文章の展開方法というのを前回のエントリー で書きました。

francium87.hatenablog.jp

じゃあ何について自分の考えを書き進めていくのか?っていう疑問があると思います。


自論を展開する軸。

それは文章から自分が考えだした問題=problématiqueです。

前回のエントリーでいうところの、②問題提起に当たる部分です。

今回は、このproblématiqueの探し方について説明していきます。




 

フランス語の作文で文章から問題点見つけることはとっても重要!



これは、なにもフランス語の作文に限ったことではありません。

例えば、フランス語でインタビューをするとき、もっというと日常会話の中でも論理的に物事を話し進めるためにはとても使えるテクニックなんです。

会話の中で、相手が何に対して問題意識を持っているのか、という事が分かると、その後の説明が頭に入ってきやすいですよね。

それを試験にも活かすのです。

特に作文の問題となると、このproblématiqueを意識しながら、後に続く論拠を発展させていくので、一番重要な部分なのです。





 

フランス語の作文をするときに、常に意識すること



problématiqueを探すためには、与えられた問題文を読む・考えるときに、常に自分がこれから使おうと思っている議論の展開パターンを意識します。


例えば、pour/contre法(詳しくはDELF/TCF対策!フランス語の作文に使える2つの論展開 - フランシウム87)で書き進めようと思ったときは、常に「いい点」「悪い点」を意識しながら問題文を読み進めていくのです。


ジャンル分けで展開していきたいのであれば、問題文にどういったジャンルという視点から光を当てることができるかを常に考えます。

そうすれば、結構簡単に問題提起ができるはずです。

それと、problématiqueは結論の部分で「良い」か「悪い」のようにyes or noの2択で答えらえるような問題がいいと思います。

例えば、前回のエントリーで例に出した「微生物分解可能なビニール袋」を例に考えると、問題は「私たちは微生物分解可能なビニール袋で環境をよくすることができるのか?」なんていうのが考えられると思います。

ひっくり返せば「微生物分解可能なビニール袋を使うことによって私たちに不利益なことがあるのか」とか。

超単純な問題提議ですが、あとあとの論展開を考えると、これくらい曖昧なくらいでちょうどいいと思います。





 

problématiqueの視野は常に広く



問題点を考えるときには、常に視野を広く持っていたほうが得策です。


なぜなら、問題点があまりにも限定的になると、後に続く持論の展開が難しくなってしまうからです。

例えば、出された問題が「インターネットの普及」と「タブレット端末を子育てに使う」という2つの文章だったとしましょう。

この2つの文章から想像できる問題点は、たぶん「インターネットが子供に及ぼす影響」になりますね。

でも、これだと論展開が難しいんです。

もちろん、出来ないことはありませんし、この問題提議で作文が上手にまとめることができればそれに越したことはないんですが、今回は少し楽に作文する方法を紹介したいので、この問題提議だと少し専門的すぎる感じなんです。

もっと広い視野の問題とは何か?

例えば、「インターネットは、常に私たちの生活にとっていいものなのか?」なんていうのはどうでしょうか?

これをpour/contre法で、

pour→インターネットを使うことによって、生活が楽になる。
     例)子育てにタブレット端末

contre→インターネットの悪影響
     例)巷で話されているインターネットのネガティブな点
  
こんなかんじでどうでしょう?

これなら、与えられた問題文のエッセンスは抜き出せてますし、さらにそこから自分なりの考えを発展させているので、議論としては十分な質になると思います。




 

作文の問題点は、自分の知っている範囲で答えられるものに



いくらいい問題点を思い付いたとしても、自分の知らないジャンル・自分で答えられないようなものでは、その後に何も書けなくなってしまいます。


そのためにも、problématiqueはある程度広い視点、議論の余地のある、言い換えれば少し曖昧さがあるようなものを考えるほうが得策なのです。

あくまでも、後の論展開がしやすいようなproblématiqueを探すことが重要なのです。




 

もうちょっとテクニックの話


problématiqueを書くときに覚えておいてほしい2つのテクニックがあります。

①problématiqueを書く位置は、導入文の後、論展開の前。

こうすることによって、前の文章を受けて→問題提議→それについてどういう考えなのか。

という一連の論理的な流れを作り出すことができます。

よく、problématiqueを一番最初に持ってくるというような作文方法の紹介を目にするのですが、より自然で理解しやすい文章にするためには、最初に導入部(introduction)を書いたほうが良いのです。


私たちの地球は、ここ数十年で人間の作り出したごみの問題が深刻化している。近年のテクノロジーの発達で、部生物分解できるビニール袋の改良が進んでいる

「私たちは微生物分解可能なビニール袋で環境をよくすることができるのか?」

pour/contre

結論:コストの点さえクリアすれば、微生物分解なビニール袋は人間だけでなく、地球のエコシステムを維持するための一つな重要な手段になり得る。


こんな感じだと、とっても自然な文章の流れになると思います。




②problématiqueは主語と動詞を倒置させて書く。

つまり

×On peut améliorer l'environnement avec le sac biodégradable?

○Peut-on améliorer l'environnement avec le sac biodégradable?

ということです。

主語と動詞を倒置させてつくる疑問文の作り方や、文章中でのonの役割については、文法書でしっかりと確認してください。






problématiqueと論展開のコツがつかめれば、作文の構造は難しくありません。

あとは、いかに豊かなボキャブラリーで明解に文章が書けるかです。

適材適所で単語を使えるように、日ごろから練習問題の短文や、新聞などの長文に目を通して、多くのボキャブラリーをストックできるようにしましょう!^^