フランシウム87

南フランスに住む日本人学生が発信するブログ。

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留学中&ワーホリ中はネットで稼ぐ┃翻訳業のすゝめ

今回の記事は、フランスのみならず様々な国の留学スタイルにも適応できる情報です。

 

留学するにあたって抱える不安には、言葉の不安、家探しの不安、治安の不安など様々だと思います。そんな中で、留学中のお金の工面の不安は特に大きなものではないでしょうか。

今回は、僕が実際にフランス留学中に使っていたお金の稼ぎ方を紹介します。また、自身のスキルアップにもなる方法なので、今後のためのキャリア形成にも使えます。ぜひチェックしてくださいね。

 

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留学中のお金の不安

仕事は無くても出費はかさむ

お金をたくさん用意してからの留学なら良いかもしれませんが、多くの人は貯金残高と留学中の出費との間で悩むものではないでしょうか。

現地でどれくらいお金がかかるのか、なかなか想像つかないものだと思います。食費は月どれくらいかかるのか、家賃はいくらが相場なのか、病院に行ったらお金がかかるのか…こうした不安があるにもかかわらず、「仕事をしていない」という宙ぶらりんな状態はストレスが溜まると思います。

 

収入が不安定な海外生活

海外生活というのは、とにかく日本文化の定説が通用しません。お金稼ぎについても同じです。

日本であれば、学生ならアルバイト、社会人ならレギュラーに仕事をして月給をもらうものだと思います。しかし、世界には失業率の高い国がたくさんあります。そういった国で、外国人が固定給を貰って生活するのは簡単な話ではありません。日本人のイメージでは、フランスは先進的な国かもしれません。しかし実際は日本より失業率が多く収入の低い国でもあるのです。

 

こうした生活環境に飛び込むのですから、現地での稼ぎは予想よりも少なくなるリスクがあることを十分念頭に置くようにしましょう。

また、仕事のあてがある人も、それがいつまで続くか分からないものだというリスクを、勘定に入れておかなくてはなりません。

 

留学中は翻訳に挑戦しよう!

留学中は収入源を多角化させよう

今はインターネットの時代です。日本にいても海外にいても、職場に行くことなく自分のパソコンがインターネットにつながる環境さえあればお金が稼げる時代になりました。インターネットを利用して、なるべく多くの収入源を用意するのが、海外生活の不安を減らし、かつ実質的に生活の質を向上させる一つの方法だと考えています。

 

役立つ仕事は何かを考える

新たな収入源を探すときは、その仕事が何か後に役立つものであるかどうか考えるようにしましょう。お金を稼ぐためとはいえ、せっかく自分の時間を割いての作業です。どうせやるなら、後に自分の経歴書に書くことができるような仕事の方が良いです。

 

翻訳業のすゝめ

そこで僕がオススメするのが翻訳という仕事です。

えーそんな難しい仕事なんてできない!と思うかもしれませんが、プロの翻訳士・通訳士の人だって、最初は未経験の初心者です。まずは自分が全力をもってできそうな、フランス語ネイティブの友人の力を借りながら挑戦できるような案件から始めれば、想像しているよりも簡単に仕事をこなせるはずです。

でも、そんな仕事どこで見つけられるの?と思うかもしれません。そこでインターネットを利用するのです。

 

クラウドソーシングで仕事探し

クラウドソーシングはネット上で仕事の発注・受注が可能になるプラットフォームです。簡単に言うと、ネットで完結する単発の仕事がたくさん載っているバイト情報サイトみたいなもの。意外に思うかもしれませんが、こうしたサイトに翻訳の仕事が紹介されているのです。

翻訳と一口に言っても、そのジャンルは様々。とっつきやすいジャンルから高度な知識が必要なジャンルまで、多くの案件が存在します。実際に僕が扱った仕事の一例を紹介すると、パリの展覧会で配布するフライヤーの翻訳、ミラノ万博の展示品解説の翻訳、フランス語の絵本の翻訳、その他GMO(遺伝子組み換え作物)やワクチン問題などの生命倫理学関連の翻訳など…。一見すると難しそうな印象がありますが、実際にはミラノ万博の翻訳は、フランス語→日本語で、内容もフランスの料理関連の話題だったので難しいものではありませんでした。

もちろん僕はフランス語ネイティブなわけではないので、自分が仕上げた原稿をネイティブチェックしてもらう必要があります。そういう時は、身近で言語学を専攻している友人に頼んでフランス語の文法チェックや言い回しの手直しをしてもらえば良いのです。後で稼いだお金でレストランに誘えば、お願いに対するお返しだってできちゃいます。

 

クラウドソーシングを利用するなら

クラウドソーシングで仕事を探すには、まずはそのサイトに登録しなくてはいけません。アカウントを作って、住所(海外在住であれば海外のもの)、銀行口座(日本の銀行口座のみ有効)を登録しておけば、小額の報酬から振り込んでもらうことができます。少しでも収入源が増やせると、金銭的に大きな心の支えになります。

ただ、クラウドソーシングと一口に言っても、今は様々なサイトが乱立しています。中にはSE向けのガチなクラウドソーシングもあり、そんなサイトに登録しても自分に合った案件が見つかることはないでしょう(情報系が得意であれば話は別ですが…)。

 

ここに僕が実際に使っていてオススメできるクラウドソーシングのサイトを紹介しておきます。どちらも無料で登録できるので、とりあえず両方に登録をしておけば探せる案件の数も2倍になります。

クラウドソーシング「ランサーズ」

日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」  


 

翻訳は無理…という人は

フランスに留学していて、フランス語レベルもB2くらいあれば、僕は自信をもって翻訳の仕事にチャレンジすることをお勧めします。

それでも翻訳の仕事に不安があるようなら、ちょっと目先を変えて記事執筆の仕事も留学中の良い収入源になると思います。これなら日本語ですべてが完結するので、敷居がぐっと低くなります!

それに、記事の執筆の中には「海外生活について」「ワーキングホリデーについて」「海外旅行について」といった、海外に住んでいる人にとって書きやすい案件がたくさんあるので、まずはこういった記事の作成から引き受けてみましょう。特別な経験がないから書くことがない…と考える人も多いようですが、海外で生活していること自体が既に特別な経験なので、書けることはたくさんありますよ。

日本語での記事執筆の案件は上で紹介した2つのサイトで紹介されています。それに加えて、このサイトもオススメです。

高単価の在宅ライターサービス【プラチナライター】  

 

プラチナライターとは、クラウドソーシング紹介サイトである「サグーワークス」が設けている制度で、実際に仕事をする前に短い記事のテストライティングをします。ここでサグーワークスの審査に通過すれば、晴れてプラチナライターとして高額報酬の案件に挑戦できるようになります。テストライティングはサグーワークスから添削を受けて返却されるので、記事の作成なんてしたことないからよく分からない…という人も、自分のライティング力が仕事をするのにふさわしいものなのかをチェックすることができるので、おすすめです。

 

おわりに

留学中のお金の問題は厄介なものです。1年くらい現地で生活して言葉が理解できるようになって、やっと海外生活が楽しくなってきた!というところで、お金の問題が原因で帰国せざるを得なくなる…というのは悲しいことです。そうならないためにも、ネット上でお金を稼ぐことのできるクラウドソーシングを利用して、ゆとりある資金調達をめざしてください。翻訳や執筆に慣れることで、このスキルを今後の仕事に活かすこともできるので、これを機に始めておいて損はないと思います^^