フランシウム87

南フランスに住む日本人学生が発信するブログ。

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薬物のニュースであふれる日本┃フランスではこんなニュースがありました

日本のニュースサイトをのぞいてみると、毎回必ず有名人の薬物使用についての記事を目にするといっても過言ではないほど、薬物ネタが人気ですね。たまに日本に帰った時にも、テレビではいつも「脱法ハーブ」についてコメンテーターが話していた記憶があります。

 

日本ではやっているんですね。薬草系。

 

フランスでは、無論、この手のものは街中にあふれかえっています。

聞いてみると、個人的な使用は犯罪にならないとまで豪語する人もいます(もちろん所持は認められていません)し、タバコと比較して依存性が低いのと体へのメリットを列挙しだす人もいるくらいです。

 

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フランスの大麻事情

 

大麻事情なんて書いてしまうと、なにやらたいそう大げさな感じがしますが、ヨーロッパでは今のところ大麻はメジャーな嗜好品の一つです。(と、個人的には思っています)

僕はどうしてもあの匂いが苦手なので、できれば煙に巻かれて生活したくないのですが、その願いも叶わないほどいたるところで吸われています。

 

ちなみに、大麻はフランスではcannabisやmarihuanaと呼ばれています。隠語は数限りなくあります。

 

 

 

南仏生まれの安全な大麻!?

 

僕の住んでいる南仏・モンペリエのとなりに、ローマの時代から歴史のあるニームという町があります。闘技場や神殿のようなものがあり、ローマ文化の栄華を今日に伝えている大変興味深い街なのですが(いつも老人ばかりで静かなところもgood!)、この街でこんなものが作られたのです。

 

タイトルも「チョコレートの密売」

www.20minutes.fr

 

これ、チョコレートを固形の大麻に似せて作ったお菓子なんです。

発明したのは25歳の青年。知人のパティシエと協力してレシピを考案。

もちろん幻覚作用などはなく、ホワイトチョコレートと抹茶の味がするそうです。

 

実際、彼らがベルギーにこの製品を2kg持ち込んだ時に警察に止められたそうです。警察の前で説明をし、実際に食べて見せて安全性を証明して事なきを得たんだそう。

 

それにしても、大麻に似せて作ったお菓子がブームになるという事は、それだけ大麻がどのような形状で流通しているのかという事を、多くの人が知っているっていうことですよね。

 

僕もカマルグの天然塩をクリスタルって名前で売ろうかなー。あ、クリスタルじゃそんなにイメージ結びつかないか(-_-;)