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フランシウム87

南フランスに住む日本人学生が発信するブログ。

DELF/DALF┃フランスou日本、どっちで受けるのが賢いのか。

フランス語学習法

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先日、僕の住んでいる南仏・モンペリエ市でDELF/DALFの試験がありました。

DELF/DALFとは、フランスの教育省認定の公式フランス語資格です。効力が2年間しかないTCFという資格と違い、DELF/DALFは一度とってしまえば一生使えるものです。

DELF/DALFの違いがよくごっちゃになるという話を聞くのですが、内容は同じです。ただ、レベルA1-B2までをDELFと呼び、C1,C2のみをDALFと呼びます。ややこしいですね。

 

さて、このDELF/DALFという試験はフランスでも日本でも受験することができます。

更に言うと、イタリア、ノルウェー、ロシア、中国…世界中の多くの国で受験が可能になっています。

そして、どの国で受けても同じ…とはいえないようです。さて、どこの国で受験するのが賢い選択なのでしょうか?

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mikuji

 

 

 

DELF/DALFの値段は国によって変わる

 

まずは申し込みの段階から。

実は、DELF/DALFの値段は国によって違います

例えば、僕の住んでいるモンペリエでの2016年5月の試験は180€

対して、日本での同日の試験は13000円≒100€

(どちらもB2を受験した場合)

 

つまり、本場(?)フランスで受けるよりも、日本で受けたほうが安いんです。

受かるかどうかわからない試験で、80€(約1万円)の違いは大きいと思います。

 

 

 

DELF/DALFの値段は街によっても変わる

 

僕の住んでいるモンペリエでの2016年5月の試験は180€

対して、トゥールーズでの同日の試験は100€です。

(どちらもB2を受験した場合)

 

しかも、トゥールーズの試験会場・主催者はアリアンス・フランセーズという私立語学学校で、この学校の学生であれば70€で受けらます。つまり、モンペリエで受験した場合との差額は、最高110€。

 

 

 

どうして値段に差があるのか

 

DELF/DALFなどの試験を主宰しているCIEPのサイトのQ&Aのページに、こんな記述がありました。

 

Quels sont les coûts d'inscription ?

 

A l'étranger, le coût de l'inscription à chaque diplôme est fixé par le service de coopération et d'action culturelle de l'ambassade de France et le CIEP. En France, il est fixé par les rectorats. Pour connaître les tarifs, entrez en contact avec le centre d'examen de votre choix.

 

つまり、海外での試験はその国のシステムで試験料を決めることができ、フランス国内の場合は試験開催者に試験料を決める権限があるというわけです。

つまり、どこで受けても同じ値段というわけではないということ。しかも値段のばらつきが結構大きい…

 

ちなみに、値段の比較に出したモンペリエの試験料ですが、これはフランス国内で最高値のひとつです(笑)

なぜなら、モンペリエで受験した場合、試験結果が4日以内で届くという驚異のスピード判定をしてくれるのです。これが何に有利かというと、例えば今回の5月の試験結果を、5月中に大学の申し込みに回さなければいけない人なんかは、モンペリエで受験しなければならないわけです。これをトゥールーズで受験してしまうと、試験結果が書類締め切りの後に来るわけですからね。(通常フランス国内で受験した場合、試験結果は2週間~2ヵ月後に届きます。)

 

 

 

問題の難しさが国によって違う

 

こんなことがあって良いのだろうか…と思いますが、実際、試験の受かりやすさには国によってばらつきがあります。というか、フランスかフランス以外の国か、で大きく変わります。

正確に言うと、試験問題の難易度が変わるわけではなく、試験官の緩さが変わるんですけどね。

 

つまり、フランスで試験を受けた場合、判定が厳しくなるのです(特にProduction orale)。

例を挙げましょう。僕がフランスでフランス語を勉強し始めたとき、新入生はクラス分けテストを受けさせられました。僕は当然一番下のレベルからのスタートだったのですが、僕のクラスには母国でB1のディプロムまで取得していた人が3人もいたのです。彼ら(彼女ら)の国ではA1レベルの知識であっても、B1のディプロムが取れてしまうという事ですね。

 

もう一つ、これはフランス語ではないのですが、僕が日本でスペイン語版DELFのB2を受けたとき、試験はとてつもなく簡単なものでした。なぜなら、面接試験はスペイン・マドリッドにあるプラド美術館の思い出話を試験官と20分間しただけで受かってしまったからです。世間話で受かってしまうとは思いませんでした。

僕はフランス語DELFのB2はフランス・モンペリエで受けたのですが、そのときは「ソーシャルメディアが私生活に及ぼす影響と対策」について、15分間みっちり話し続けられました。試験官の女の人、怖かったなー。

 

 

結論

 

紹介したように、DELF/DALFの試験は国によって、またフランス国内では街によっておおきく性格が異なります。

自分のベストな受験場所を選ぶために、「受験料」「試験の難しさ」に違いがあることをよく知っておくとよいでしょう^^