フランシウム87

南フランスに住む日本人学生が発信するブログ。

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フランス語作文で点数をとるには┃production écriteで手っ取り早く点数をあげる3つのコツ

フランス語の作文問題って、慣れれば割とかんたんに解くことができる部分なのですが、慣れていないと文章を考えつくのにも精いっぱい。結局時間が足りなくなっていい文章が作れなかった…という事態に陥ってしまう、両極端な設問です。

 

ただし、リスニングなんかと違って、日本にいてもやればできる部分なので、試験ではぜひ点数をとっていきたいところです。

今回は、フランス語作文を勉強するにあたって押さえておきたいポイントをいくつか紹介します。

 

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フランスの住民の呼び名┃gentiléを知っていますか?

パリジャン。パリジェンヌ。

日本でもおなじみのこれらの単語は、「パリの」を表す形容詞です。

前者は男性名詞につく形で、後者は女性名詞につく形・

例えば、「マカロン」という単語は男性名詞ですので、「パリ風マカロン」と言いたいときには、「マカロン・パリジャン("macaron parisien)」となります。

 

しかし、このパリジャン/パリジェンヌは、パリに住む人を表す住民の呼称も使われます。例えば…

 

Il est parisien. (形容詞)

Je connais un parisien. (名詞)

 

といった具合に、形容詞だけでなく名詞としても使われるんですね。

この住民の呼称の事を、フランス語でgentiléと言います。

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シリーズ・カタルーニャ┃②カタラン語

シリーズ・カタルーニャ。前回(シリーズ・カタルーニャ┃①カタルーニャとは - フランシウム87)に引き続き、スペインはバルセロナを含むカタルーニャ地方について書いていきたいと思います。

フランスにはあまり関係のないことですが…(笑)

第2回は、カタルーニャの人々のアイデンティティを語るうえで重要な、カタルーニャ独自の言語、カタラン語について触れていきます。

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カタルーニャの画家、ミロの作品。僕にとっては謎画です。

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【フランスニュース】ミシュラン 間違えて無名のレストランに星をつける!?

飲食店と、そこで働く人たちの人生を左右するかもしれないミシュラン

日本でもミシュランによるレストランの格付けがされていますが、ミシュラン発祥の国はフランスです。

 

そんなミシュラン本家のフランスで、こんな珍事件が起きました。

 

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シリーズ・カタルーニャ┃①カタルーニャとは

先日、また演奏会のためにバルセロナへ行ってきました。

地中海都市のバルセロナへは、同じく地中海都市である僕の住んでいる南仏のモンペリエからアクセスがとてもよく、低価格で行き来ができるのです。

 

バルセロナという街は、スペインのカタルーニャという地域に位置しています。

カタルーニャ、またの名をカタロニア…名前は聞いたことがあると思うのですが、いったいカタルーニャが何なのか、という事はご存知ですか?

 

カタルーニャという地方は、その歴史・文化の独自性がとても特徴的な場所です。

また、カタルーニャの独自性を理解するという事は、スペインの内情、国という枠組みを超えた地中海都市のつながり、ひいては欧州の多様性を知るうえでとても重要なことだと考えています。

そんなカタルーニャについて、バルセロナに少なくない回数訪れ、スペインとフランスに住んだ経験を持つbantanの視点から、数回に分けてお伝えしたいと思います。

 

こんなニッチな文章だれが読むんだ…とも思いますが、カタルーニャについて何か知ってもらえれば、何か新しい発見が得られるかもしれません。お付き合いいただければと思います^^

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ユニークな建造物の多いバルセロナは、いろいろな場所で観光客の目を楽しませてくれます。 続きを読む

フランシウム87おすすめ記事10選!┃bantanの思う事編

 このブログを書き始めてから1年が経過しました。

実をいうと、このブログを作った当初はフランスのビザ申請とか、これからフランスに留学しようとしている人たちにとって実用的な情報を発信していこうと考えていたんですが、そういう情報ってすでにネット上にたくさんあるんですよね(;・∀・)

なので、いつしかブログ内容は僕の思ったことを書く、徒然のブログとなってしまったわけです。

 

幸いなことに、フランス語勉強法については、ネット検索からこのブログを発見してもらえているようで、多くの記事が読まれているみたいです。ありがとうございます^^

 

さて、今回はこの1年で書いた記事の中から、特に僕自身の考えの織物として紡ぎだしたと思えるような記事をチョイスしてみました。誰もおめーの考えてることなんかに興味ねーよ!と言われてしまえばそれまでなのですが(;・∀・)フランスの事、僕自身の事、語学の事なんかについて書いたものなので、時間があれば読んでもらえると大変嬉しいです。

 

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バルセロナのバレンタインは一味違う!?┃サン・ジョルディの日

今年もバレンタインが過ぎ去りました。

僕は、もう長いことずーっとバレンタインとかいう独り身の存在を無視した行事の恩恵をあやかっていないので、どうでもいい話ですが。一人で黙々と作ってたべる。これに限ります。

 

さて、日本でバレンタインは、別名「チョコレート産業の掻き入れ日」みたいなことを言われています。そもそも、聖バレンタインってキリスト教の聖人なんだから、僕たち日本人の大多数には関係のない話じゃん、と。

これはキリストの誕生を祝うクリスマスにも同じことが言えますね。

 

でも、やっぱりイベントごとがあったら、それに乗っかってお祝いしたいですよね~。

そんなイベント好きのあなたに朗報。バルセロナ式のバレンタインを祝えば、4月にもう一回お祝いができますよ^^

 

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バラの装飾が施された、アントニ・ガウディ設計「カサ・バトリョ」

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