フランスアートのエスプリをお茶の間に┃仏独共同テレビ局arte
コンサート、オペラ、バレエその他諸々…クラシック音楽ファンの皆さん!日本でなかなか行く機会がないクラシック音楽のコンサート、なんとarteというサイトならいろんなプログラムが、しかもタダで観ることができるんですよ^^
クラシック音楽以外にも、ジャズやポップスなど、あなたの生活に潤いを与えてくれることなしのプログラムも満載!しかも、フランス語を勉強している人にはうれしい、フランス語のドキュメンタリーや映画などもたくさんあります!
仏独共同テレビ局arte
arteとは…
アルテ(Arte、仏: Association Relative à la Télévision Européenne)は、フランス語およびドイツ語で放送される、独仏共同出資のテレビ局。ドイツ、フランス、カナダ、イタリア、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、スイス、オーストリアで展開されている。1992年に開局。 -Wilipediaより
日本のNHKの深夜枠で放送されている海外のドキュメンタリーでも、イギリスのBBCとかと一緒に、arteが制作したものが放送されていたりします。知らないうちにarteのドキュメンタリーを見ているかもしれませんね。
仏独共同で番組を作っているので、放送されるものは2つの言語のどちらでも見ることができます。ドキュメンタリーはオリジナルの言語がフランス語かドイツ語であることが多いので、当然ですがオリジナルがドイツ語のプログラムはフランス語の吹き替えがされています。
また、フランス国内からネットでarteのサイトに行けばすべてのプログラムを見ることができるのですが(もしかしたらEU内ならどこからでも見れるのかも)、日本からだと多くのプログラムに視聴制限がかかっていて見ることができません(T_T)
ちなみに、「arte」はフランスで「アルテ」と発音します。(「ル」はフランス流のRの発音で、「テ」は日本語と同じようにはっきりと発音します)
とはいえ、視聴制限のかかっていないプログラムもたくさんあるので、一見の価値ありです!例えば今ならモーツァルトの人気のオペラ、「フィガロの結婚(Les Noces de Figaro)」が放送されています。これはArmel Opera Festivalという音楽祭のなかで、2019年7月にウィーンで上演されたものです。ずっと公開されているわけではなく、ある程度時間がたつと動画が削除されてしまうので気を付けてくださいね。
クラシック音楽だけじゃない!arteを楽しむコツ
Arteで観ることができるプログラムはクラシック音楽だけではありません。ジャズやポップスなんかも公開されています。まぁ今の時代、見たい動画なんていろんなサイトを駆使すれば見つかってしまいますが、たまにはまだ未知のフランスやドイツの新しいテイストの音楽を聞いてみるというのも楽しいのではないでしょうか。
ずっと見ているというより、動画をお部屋のインテリアの一つとして活用するのもアリです。音だけでもいいですし、テレビとつないで映像を映し出してもいいかもしれません。ホームパーティーでいつものBGMの代わりに使ってみるのもgood!
動画のジャンルは左上のメニューから
いろんな動画が公開されていますが、これらはジャンル分けされていて、左上のメニューから見ることができます。また、設定言語が英語だとほとんどの動画が表示されなくなってしまいますが、フランス語などのほかの言語にすると多くのプログラムが表示されます。
おわりに
芸術に多くのお金をつぎ込む国、フランス。(実はNHKなどの日本の企業がフランスで公演されるオペラに協賛していたりとかするんですが…日本でやってほしいが、日本でやるよりフランスでやって放送権だけ買って日本ではテレビ放送するほうが良いんでしょうね。)
そんなフランス(その他の国)で上演されたオペラをタダで観ることができるのが、今回紹介したarteというテレビ局のサイトです。本当なら歴史ある劇場で、生の演奏を聴きたいところですが、近場にないときはこういうものでも楽しむことができます^^