フランシウム87

南フランスに住む日本人学生が発信するブログ。

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2016-01-01から1年間の記事一覧

DELF B2を合格するには┃僕が使ってきた問題集を紹介します!

DELF B2 フランス語を勉強している人なら「とりあえずこれくらいは取っておきたい!」レベルのディプロムではないでしょうか。 文法的な知識はある程度身についていて、会話も文脈を意識したもの、リスニングはかなり広範な内容を聞き取る能力を試される、い…

フランス語┃onとhommeの深い関係

フランス語を勉強し始めた僕の目に、とても奇妙に映った単語。 それは”on”です。 onというのは、活用形では三人称単数の場所に収まり、しかし意味合いは複数の人を指す場合があります。 なぜ、私たちカフェから出る時に"Nous y allons!"と言わずに"On y va!"…

新入生歓迎会┃フランスの大学の新学期

9月になりました。 僕の通っている南仏のモンペリエ大学も新学期が始まりました^^ 僕は日本の大学に通ったことがないのでよくわからないのですが、日本では新しい学年が始まったときに新歓みたいなことをやりますよね。フランスの大学では、ターゲットは新入…

ヨーロッパ旅行にオペラを組み込もう┃海外でオペラ!6つのポイント~準備編~

皆さんが旅行をするときに大切にしているポイントは何ですか? というより、何を求めて旅行に出ますか? くつろぎ?何か新しい発見?人とは違う何かをしたい衝動? はい、オペラを観に行けばすべての欲求を満たせます! ヴェネツィアのフィニーチェ劇場

海外髭剃り事情┃フランスに住んでよかったと思うこと

突然ですが、ハンガリー出身の音楽家、バルトーク・ベラの作曲したオペラの名前は何でしょう?そうです。「青髭公の城」です。 僕はずっと、この青髭公は、剃ってもうっすら髭の跡が残ってしまうほど髭が濃いおじさんのことだと思いっていたのですが、そうで…

2016年度 フランス国立大学の授業料を公開します

8/31。 もう夏休みの宿題なんてとうの昔からやる必要がないのだけれど、いまだにこの日付を聞くと背筋がゾクッとします。やり忘れた宿題はなかっただろうか… フランスの学校の年度は9月開始なので、夏休みというのは、日本のような中間の長期休暇ではなく、…

【保存版】フランス格安語学学校リスト【2016-2017年版】

どうやらここ数年、フランス国内の語学学校の多くが授業料の値上げに踏み切ったようです。僕がフランス語を学んでいた学校で、以前ブログで紹介させてもらった学校(フランスで一番安い語学学校┃一番おトクに留学するには? - フランシウム87)も授業料の…

フランス語の否定文の謎┃なぜne ~ pasで挟むのか?

フランス語の否定文というのは、ちょっと特殊な形をしています。 なぜなら、否定文の動詞を"ne"と"pas"という、2つの単語で挟まなくてはいけないからです。

目で初めて見た印象の通りに、表現しなくてはいけません。 -ポール・セザンヌ

彼の言葉を真摯に受け止めて忠実に実行しようとすると、南仏の生活を書き表すのはとても難しいことだということに気づかされます。というより、もはや不可能であるとも思うわけです。 南仏には車でしか行けない、地元の人しか知らないような小さくて魅力的な…

おもしろい国章の話┃ラテン語でなんて書いてある?

ヨーロッパを旅行していると、教会の壁や広場のモニュメントなどに書かれているラテン語に遭遇する機会は多いと思います。 ラテン語…。フランス語、スペイン語、イタリア語などの、ヨーロッパの多くの言語の起源となった言葉。神と話す言語として、キリスト…

国境越えは厳しくなってきている>意外とそうでもなかった件

まだスペインネタを引っ張ります(・ω・`) 6月後半と7月後半にスペインへ行った際に気になったことがあります。 それは、スペイン-フランス間の国境で行われている検問。

夏に試してもらいたい!赤ワインの新しい飲み方┃ティント・デ・ベラーノ tinto de verano

こんにちは。温暖化ですね。 扇げど扇げど、わが体涼しくならず。 暑い一日の終わりには、アペロ(夕飯前に軽く何かつまんだり飲んだりすること)をして、胃も心もリフレッシュしたいですよね。ゆったりとした時間を持つことは、消耗する現代においてとって…

フランスの夏祭り!L'estivalでワインを飲もう

夏祭りって楽しいですよね~^^ 日本でも夏には祭りイベントが各地で催されますが、フランスでも同じこと。 フランスではエスティヴァル(estival)という名前で呼ばれたりして、各地で開かれています。

フォートナム&メイソンのフォートメイソン┃おすすめの紅茶が見つかりました

フォートナム&メイソン。 このイギリスの紅茶ブランドの名前を聞くと、小学生の頃を思い出します。 そのころ習っていたピアノの先生が、なぜか急に「フォートナム&メイソンのクラシックアールグレイと、富沢商店のピーカンナッツキャラメル掛けの相性がや…

フランス語で「今日」は?┃aujourd'huiについて考えよう

フランス語で「今日」は"aujourd'hui"と言います。 むりやりカタカナで発音を書こうとすれば「オージュードュイ」な感じでしょうか。 多分、フランス語で「今日」を何と言うのか知りたくてこのページにたどり着いた人ならこの情報だけで満足でしょう。 でも…

バルセロナでオペラをみよう!┃リセウ大劇場とカタルーニャ音楽堂の座席のポイント

クラシック音楽好きが高じると、なかなか面倒なことが多くなります。 特に大変なのが、演奏会にかかるコスト。オペラやバレエを年に何回も見ようとすると、思ったよりも大きな出費になってしまい、家計を確実に圧迫してきます。 そこで大切になってくるのが…

外国語の尊敬語

多くの人は中学校で英語を勉強したと思います。 中学生になれば、自然と目上の人に対して丁寧な言葉を使うテクニックが身についているころ。そんな時期に英語を勉強し始めて、一つ、こんなことが気になりませんでしたか?

男尊女卑とか女性蔑視とか┃フランス語の単語は分解して覚える

タイトルがとてもシリアスな感じがしていますが、男尊女卑や女性蔑視について書くわけではありません^^フランス語の単語の覚え方の紹介です。

薬物のニュースであふれる日本┃フランスではこんなニュースがありました

日本のニュースサイトをのぞいてみると、毎回必ず有名人の薬物使用についての記事を目にするといっても過言ではないほど、薬物ネタが人気ですね。たまに日本に帰った時にも、テレビではいつも「脱法ハーブ」についてコメンテーターが話していた記憶がありま…

フランスにいてもスペイン語┃トリリンガルでありたい願望

今週のお題「わたしの本棚」 久し振りにお題に沿って投稿します^^ 今回は僕が大事に使っているスペイン語の文法書のお話。

ジャン・レノが語る、ムスリムのフランスへの同化

この記事、試験期間中に見かけてブックマークしていたんですけど、その後すっかり忘れて放置していました。 www.lexpress.fr ジャン・レノは「レオン」や「ダヴィンチ・コード」などに出演している日本でも有名なフランスの俳優です。最近では車のCMにドラ…

フランス大学の学費┃フランスの教育費は本当に無料なのか

当ブログでも、何回も繰り返し言っていることなんですが、フランスの大学は学費が無料なんです。 大学が無料っていうのは、ヨーロッパの国々であれば決して珍しいことではないのですが、日本人からするとにわかに信じがたいことですよね。僕も最初はかなり疑…

フランス語の難しい発音┃siの発音を「シ」と言っていませんか?

フランス語を話していると、僕たち日本人はどうしてもフランス語の発音の壁にぶつかります。

フランスの大学進学率┃理工大1年生を終えた話

僕にとって、とてもうれしいニュース。 3月が年度はじまりの日本と違って、フランスのカレンダーは9月に始まります。 夏は3ヵ月の長大なバカンスなので、僕たち大学生は5月に学年末の試験があるのです。 で、僕はその試験をどうにか無事にパスすることができ…

フランス語をもっと効率的に勉強しよう!┃目的になる言葉を意識した勉強法

イギリスがEUから脱退する方向を歩み始めましたね。 ギリシャやポルトガルの金融危機以来、確実にくすぶっていたEUへの懸念が、実際にイギリスのEU脱退にまで発展してしまいました。いよいよEUの根幹が揺らいできているとして各国とてもナーバスな状…

コスモ・カイシャ┃バルセロナの科学生物博物館

先日、とても気になるピアノの演奏会がバルセロナであったので、ほぼ日帰りでバルセロナに行ってきました。 直後に試験が控えていなければ、もうちょっとゆっくりしたかったんだけどなー。

マリアージュ・フレール┃マルコ・ポーロ好きにお勧めしたい茶葉

マリアージュ・フレール。 パリで生まれた、フランス式紅茶の老舗。 日本でもここ最近、メディアで結構取り上げられていたような印があります。 今日は、マリアージュ・フレールの茶葉の話。

海外留学をするときに日本から持ってくるべき6つのアイテム

最近、海外留学をしている日本人と話す機会が多くなりました^^ 在仏日本人の人と話すと、「日本から○○持ってくればよかった~」っていう話題が頻繁に出ます。 僕もスペイン、フランスと数年の海外生活をしているので、今回は個人的視点で選ぶ「日本から持っ…

AirBnBの問題性┃夏の長期休暇を迎える前に知っておいてほしいこと

「もうフランスはAirbnbにやられてしまった。日本はまだ間に合う、フランスと同じ轍(わだち)を踏まないでほしい」 これは今年の3月に日本で開かれた民泊に関するフォーラムでの、フランス側からでた言葉。 いったい、フランスに何があったのでしょう?

国の名前には性別がある

フランス語って、数字の90を「4×20+10」って数えちゃうような 脳みそ沸いてる とってもファニーな言語なんですけど。 奴ら、なんと国名に性別をつけちゃってるんです。僕たち極東の民からしてみたら、まず物に性があるっていう時点で発狂しそうなんですが。